ブログのタイトルが「播磨の山々」となっているのに、ここのところ山歩きをしていません。
そろそろ山歩きの記事も載せないとまずいかなと思い、軽い散歩程度のコースを考えていたら、加西の山の上に天文台のような妙な構造物があったことを思い出し、それを見に行くことにしました。
そろそろ山歩きの記事も載せないとまずいかなと思い、軽い散歩程度のコースを考えていたら、加西の山の上に天文台のような妙な構造物があったことを思い出し、それを見に行くことにしました。
いろいろ検索して「いこいの村はりま」の裏山にある展望台らしいことを知り、早速出かけてきました。
▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「北条」
10:10
姫路市街の自宅を出発。国道372号線を東進します。
10:10
姫路市街の自宅を出発。国道372号線を東進します。
加西の法華口交差点を左折し、北条鉄道の踏切を越えて北進。この道路は県道716号線です。
県道24号線と交わる「玉野」交差点を左折して県道24号線に入ると、すぐに「いこいの村はりま」への案内標識に出会うので、それに従って右折。
すると、ちょっとした広場のある丁字路(直進と左折)に出会います。これを左折してしばらく進むと、芝生広場のある施設(地形図に記載のある建物)の前に出ます。建物に向かって左を指す「←P」の看板があるので、それに従って車を進め、駐車場に車を置きました。
https://goo.gl/maps/2RS9Ti65XAewAEHZ7
▲いこいの村はりまの場所
▲いこいの村はりま
11:00
いこいの村はりまの駐車場に到着(地図中「P1」)。
いこいの村はりまの駐車場に到着(地図中「P1」)。
▲いこいの村はりまの駐車場
さて、ネットで調べて「展望台への登山口は宿泊施設の奥にある」ということは分かっていたのですが、いざ現地に来てみるとどこだかさっぱり分かりません。
駐車場周辺をウロウロしていると、駐車場右奥の木の間に小道がありました(上写真の赤矢印)。
そこへ入ってみると、丁字路にぶつかり、左を見るとジュースの自販機と公衆トイレ、右には「Welcome」とかかれた薄いグリーンのゲートがあります。
そこへ入ってみると、丁字路にぶつかり、左を見るとジュースの自販機と公衆トイレ、右には「Welcome」とかかれた薄いグリーンのゲートがあります。
▲自販機とトイレ(いこいの村はりまの南にある体育施設のもの)
▲登山口
いこいの村はりまの南にある体育施設の駐車場最奥がこのトイレになっており、遊歩道入口を示す道標もあります。こちらに車を止める方が遊歩道入口がわかりやすくて便利かも知れませんが、施設利用者以外は駐車禁止との注意書きがあります。
11:10
トイレを借りてから出発。
トイレを借りてから出発。
いきなり擬木階段から始まり、最後までほとんど擬木階段が続きました。
展望台まではわずかな距離ですが、階段を登り始めてすぐに汗だく。暑い!
展望台まではわずかな距離ですが、階段を登り始めてすぐに汗だく。暑い!
▲擬木階段が続く
アブの羽音も鬱陶しいし、日差しがジリジリと痛い。汗が目に入ってしみる。
この遊歩道には、鉄琴や伝声管、パラボラ状の集音器がありますが、鉄琴は鳴らすための棒がありませんし、伝声管や集音器は、耳を当てる部分から虫でも出てきそうな雰囲気で気味が悪い。というわけで、さすがの私でもこれらのオモチャは無視して素通り。
一本道というわけではなく、途中で複数の分岐がありますが、展望台を目指すには高い方へ進めば問題ありません。
亀山古墳への分岐もありましたが、暑くてやる気が出ないので無視。
目的地である展望台以外には目もくれず、汗をぼたぼたと垂らしながら遊歩道を上りました。
11:23
展望台に到着(地図中「ランドマーク展望台」)。13分しか歩いていないのに、結構な達成感を感じます。
展望台に到着(地図中「ランドマーク展望台」)。13分しか歩いていないのに、結構な達成感を感じます。
▲展望台の下に到着
展望台に入ると涼しい。日が当たらないだけで非常に快適。
展望台の最上部を目指して螺旋階段を登ります。
▲展望台内部の螺旋階段
展望台内にある案内によると、この展望台は6階建てで、展望デッキは基部から15mの高さだそうです。
▲展望台について
螺旋階段が予想以上に長いですが、日が当たらず、風がよく通って涼しいので苦になりません。
11:27
展望台最上部の展望デッキに到着。
展望台最上部の展望デッキに到着。
風が吹き抜けて涼しいのですが、屋根がないため日は当たります。それなのに、何故か暑くない。
汗だくだった体がみるみるうちに乾いていきますし、虫もいないし、展望も良くて幸せ。
汗だくだった体がみるみるうちに乾いていきますし、虫もいないし、展望も良くて幸せ。
Nikon製の双眼鏡(無料)が2つ設置されていましたが、金具で固定されていて上下には動かず、左右に振ることしか出来ません。しかも、接眼レンズがひどく汚れていてよく見えません。
▲展望デッキからいこいの村はりまと六甲山塊を望む(左側の山にも遊歩道が通っているのが分かる)
パノラマを撮ってさっさと下山するつもりだったので、食料を持ってきませんでした。もったいないことをしたなぁ。こんなに綺麗で快適な場所だと分かっていれば、ご飯を持ってきてゆっくり食べたのに。
展望デッキがどのような場所かは、下の360度パノラマでご覧ください。
加西ランドマーク展望台の展望デッキで撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年8月19日)
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/kasai20120819-1/virtualtour.html
展望台最上部の東側と西側でパノラマを撮影しています。それぞれ見える範囲が違いますので、パノラマ画面左上のリストで切り替えてください。
12:05
まだまだ涼んでいたかったのですが、持ってきた500mlのペットボトルを飲み干してしまい、喉が渇いてきたので下山開始。
まだまだ涼んでいたかったのですが、持ってきた500mlのペットボトルを飲み干してしまい、喉が渇いてきたので下山開始。
12:15
下山完了。遊歩道入口の自販機で飲み物を補給して一休み。
下山完了。遊歩道入口の自販機で飲み物を補給して一休み。
今度は、この展望台を探すために地形図を眺めていたときに気になった、玉丘古墳群とやらを見に行くことにします。
いこいの村はりまを出発し、県道24号線にぶつかったら右折して西へ進み、玉丘交差点を左折。
しばらく走っていると「玉丘古墳」の案内があったので細い道へ入りましたが、この道は行き止まり。
しばらく走っていると「玉丘古墳」の案内があったので細い道へ入りましたが、この道は行き止まり。
確かに古墳についての案内板や石碑、周濠とおぼしき池とその向こうにこんもりした古墳ぽいものは見えるのですが、それだけです。
史跡公園になっていると加西市のホームページで見たはずなのに。
仕方なくUターンしてもとの道へもどり、家に帰ろうとして南へ車を走らせると、再び古墳群の案内標識に出会いました。見ると、神姫バスのバス停の向こうに広い駐車場があり、青々とした綺麗な公園が見えます。
これが玉丘史跡公園でした。
これが玉丘史跡公園でした。
私が最初に間違えて入ったのは、地形図の実線道。
12:30
30台以上止められる大きな駐車場(地図中「P2」)に車を置き、史跡公園の散策開始。
30台以上止められる大きな駐車場(地図中「P2」)に車を置き、史跡公園の散策開始。
▲玉丘史跡公園の広い駐車場
駐車場から公園に入ると、目の前に湿地帯があるのですが、そこに何やら四本足の動物がいるように見えます。
動物園ではなく古墳を売りにした史跡公園のはず。山から下りてきたイノシシかな(イノシシだとしても、何もしなければ大丈夫だろう)と思いながら、散策を続けました。
動物園ではなく古墳を売りにした史跡公園のはず。山から下りてきたイノシシかな(イノシシだとしても、何もしなければ大丈夫だろう)と思いながら、散策を続けました。
▲湿地帯にいた動物(このときは正体が分からなかった)
▲公園内の案内図(クリックすると拡大表示されます)
まずは駐車場からもよく見えていたきれいな古墳「愛染古墳」。
これは移築・復元されたものだそうです。
これは移築・復元されたものだそうです。
▲愛染古墳
公園内には他にもいくつか古墳があるのですが、それらは草木が生い茂り、もとの形がよく分からない状態です。
玉丘史跡公園がどのような場所かは、下の360度パノラマでご覧ください。
玉丘史跡公園 愛染古墳西の公衆トイレ2階で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年8月19日)
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/kasai20120819-2/virtualtour.html
私は愛染古墳から壇塔山古墳、芝生広場、ガイダンス施設、クワンス塚古墳、手作り庵、陪塚第1号墳、玉丘古墳と時計回りにぐるっと見て回りました。
さて、最初に見かけた動物ですが、愛染古墳のすぐ西にある公衆トイレ脇にその動物用の飼育小屋がありました。
正体は山羊。
▲玉丘史跡公園で飼われている山羊(名前は山羊 草次郎)
▲山羊の飼育小屋
ガイダンス施設内の展示によると、この付近にはこれだけ古墳があったようです。
▲玉丘古墳群の本来の姿(クリックすると拡大表示されます)
13:25
駐車場に戻ってきました。
駐車場に戻ってきました。
14:15
自宅に到着。
自宅に到着。