そろそろ暑くなってきたので、涼しい所へ行こうと思い、久しぶりに生野の段ヶ峰に行ってきました。
JR播但線の生野駅近くにある「生野」交差点を左折し、栃原トンネルを通って西へ出たら、すぐに右折し、さらに最初の分岐を左折します。
ややこしそうですが、生野高原カントリークラブへの案内に従って進めば問題ありません。
曲がりくねった上り坂をすぎ、緩やかな上りの直線になったら、道の右側を注意して見てください。段ヶ峰の登山口の案内表示が出ています。
https://goo.gl/maps/rrqAAea6F6crEsaC7
▲段ヶ峰登山口の位置
9:30
段ヶ峰登山口前の駐車場に到着。しかし、満車で止めるスペースがありません。
段ヶ峰登山口前の駐車場に到着。しかし、満車で止めるスペースがありません。
▲段ヶ峰登山口の駐車場(左の看板のある場所が登山口)
しかたが無いので、道路に出て他の車の通行の邪魔になりにくい所に止めました(地図中「P」)。
9:39
準備を終えて出発。
準備を終えて出発。
昔は560.9m三角点近くに登山口がありましたが、今はそこが私有地になり、入れません。
そのため、登山口は昔の登山口から西側へ移動しています。
そのため、登山口は昔の登山口から西側へ移動しています。
新しい登山口(地図中「登山口」)から緩やかに上りながら東へ進み、昔からの登山道(地形図破線道)に合流します。
そこからは比較的急な斜面を一直線に登る過酷な道。
幅が広いので、ジグザグに歩いて少しでも楽になるように登りました。
幅が広いので、ジグザグに歩いて少しでも楽になるように登りました。
▲一直線に登る道の様子
10:03
素子数が多い高そうなテレビアンテナ(でも1本だけ)横を通過(地図中「テレビアンテナ」)。
素子数が多い高そうなテレビアンテナ(でも1本だけ)横を通過(地図中「テレビアンテナ」)。
10:12
達磨ヶ峰の肩(地図中「達磨ヶ峰の肩」)に到着。古い道標が立っているだけで、特に何もありません。
達磨ヶ峰の肩(地図中「達磨ヶ峰の肩」)に到着。古い道標が立っているだけで、特に何もありません。
達磨ヶ峰の肩から達磨ヶ峰までは気持ちよい小道。
▲稜線上の道の様子
10:26
達磨ヶ峰に到着。ここには文字が消えて読めない道標と、三等三角点標石(点名:勝負沢)があります。
達磨ヶ峰に到着。ここには文字が消えて読めない道標と、三等三角点標石(点名:勝負沢)があります。
▲達磨ヶ峰の様子(道標の右下が三角点標石)
達磨ヶ峰から西へ進んでいると、道が右へ直角に曲がる所があります(道標がある)。
ここからはこれから向かうフトウガ峰と段ヶ峰がよく見えるのですが、遠いなぁ。
ここからはこれから向かうフトウガ峰と段ヶ峰がよく見えるのですが、遠いなぁ。
▲彼方にフトウガ峰(右奥)と段ヶ峰(左奥)を見る
達磨ヶ峰の肩からここまでは左右が笹原で景色の良い道でしたが、進路が北よりになるころから両側に樹木が目立つようになります。
10:55
915m標高点を通過。
915m標高点を通過。
▲915m標高点の様子
11:01
少し開けた斜面を登ると、暗い植林帯に入りました。
ここは、最低鞍部(地図中「最低鞍部」)へ下る直前のなだらかな小ピークです。
少し開けた斜面を登ると、暗い植林帯に入りました。
ここは、最低鞍部(地図中「最低鞍部」)へ下る直前のなだらかな小ピークです。
▲最低鞍部へ下る直前の植林
植林の中を歩いていると、右前方に青い鹿よけネットが見えてきます。
最低鞍部周辺は、北側斜面が伐採地になっていますが、伐採地と植林の境界が鹿よけネットになっています。
最低鞍部周辺は、北側斜面が伐採地になっていますが、伐採地と植林の境界が鹿よけネットになっています。
▲最低鞍部へ下る直前の様子(奥はフトウガ峰)
11:08
最低鞍部を通過。
最低鞍部を通過。
最低鞍部への下りは40~50mほどの標高差ですが、フトウガ峰の高さまでの上り返しは200mもあります。
上り返しの序盤は植林と伐採地の間ですが、やがてアセビや雑木の中の小道になり、それを過ぎると幅の広い防火帯のような急斜面になります。
▲上り返しの後半は防火帯のような道
防火帯のような所を過ぎると、道は左へ折れ曲がり、等高線と平行にしばらく西へ進みます。
今度は道が右へ折れ曲がり、北へ緩やかにガレた道を上っていきます。この辺りから再び高原状の気持ちよい風景。
▲フトウガ峰手前の様子(写真右側の岩の後ろに四等三角点がある)
11:37
四等三角点(点名:倉谷)(地図中「四等三角点(点名:倉谷)」)を通過。とさかのような岩の陰にあるので見落とすかも知れませんが、注意深く見ると、岩の後ろへ続く踏み跡があるので分かるはず。
四等三角点(点名:倉谷)(地図中「四等三角点(点名:倉谷)」)を通過。とさかのような岩の陰にあるので見落とすかも知れませんが、注意深く見ると、岩の後ろへ続く踏み跡があるので分かるはず。
11:42
壮大な日本庭園のような空間を歩いていると、「フトウガ峰山頂」の道標に出会いました。
壮大な日本庭園のような空間を歩いていると、「フトウガ峰山頂」の道標に出会いました。
段ヶ峰山頂を見ると、雲に覆われています。
展望がなさそうですし、おなかも空いているので、ここで引き返そうと考えました。
展望がなさそうですし、おなかも空いているので、ここで引き返そうと考えました。
しかし、せっかくパノラマ撮影機材を持ってきているので、フトウガ峰でパノラマ撮影。
フトウガ峰の山頂で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年6月10日)
方位の目安:山名表示板に正対すると、北を向いていることになります。
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/dangamine20120610-1/virtualtour.html
12:00
パノラマ撮影を終えて機材を片付け、さて昼食と思ったら、段ヶ峰にかかっていた雲がみるみる晴れていきます。
パノラマ撮影を終えて機材を片付け、さて昼食と思ったら、段ヶ峰にかかっていた雲がみるみる晴れていきます。
というわけで、段ヶ峰へ向けて出発。
フトウガ峰山頂の西には、南へ下る道と北へ下る道、そして西へ下る道の3本の道がありますが、正しいルートは北への道。
北へ下った鞍部は湿地帯(地図中「湿地帯」)になっていて、靴やズボンの裾がドロドロになります。
北へ下った鞍部は湿地帯(地図中「湿地帯」)になっていて、靴やズボンの裾がドロドロになります。
▲湿地帯の様子
鞍部からなだらかに上り返すと、フトウガ峰と同様の気持ちよい高原状の道です。
▲左奥に段ヶ峰の山頂が見えている
12:33
段ヶ峰山頂に到着。
段ヶ峰山頂に到着。
団体さん1組と夫婦が1組いらっしゃいました。
幸いなことに団体さんはちょうど下山され、山頂は熟年のご夫婦と私だけの静かな空間になりました。
▲段ヶ峰山頂の様子
おなかが空いていたので、パノラマ撮影は後回しにしてまず昼食。
今日のメニューは、LAGER(レガー)の岳食「手延べもち入りわかめうどん」。
卵やネギ、もちが入っていて、見た目も豪華。
▲本日の昼食
昼食を食べながらご夫婦と少しお話をさせて頂きました。
段ヶ峰は3回目、倉敷から来られたとのことでした。
段ヶ峰は3回目、倉敷から来られたとのことでした。
私が昼食を終えた頃にご夫婦は下山され、山頂は独り占め。
段ヶ峰の山頂で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年6月10日)
方位の目安:山名表示板に正対すると、北西を向いていることになります。
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/dangamine20120610-2/virtualtour.html
段ヶ峰の山頂には、「山頂」と刻まれた標石がありました。
▲段ヶ峰山頂標石
13:12
下山開始。
下山開始。
ふと道の左を見ると、踏み跡があります。何の踏み跡かと思って進んでみると、二等三角点(点名:段ケ峰)がありました。
そういえば三角点のことをすっかり忘れていました。
そういえば三角点のことをすっかり忘れていました。
▲二等三角点(点名:段ケ峰)
13:40頃
フトウガ峰まで戻ってきました。
フトウガ峰まで戻ってきました。
フトウガ峰でパノラマ撮影をしていたときに気づいてはいたのですが、何やら赤い物体が笹原の中にあります。
ちょうど下山時の通り道なので近づいてみると、朽ち果てた資材運搬車でした。
▲放棄された資材運搬車
達磨ヶ峰付近で、山頂でご一緒させて頂いたご夫婦に追いつきました。
ここからはご夫婦のご主人と雑談をしながら下山。
ここからはご夫婦のご主人と雑談をしながら下山。
15:15
登山口に戻ってきました。
登山口に戻ってきました。
往路は3時間かかったのに、復路は2時間でした。
16:40
自宅に到着。
自宅に到着。
▲本日の歩行距離等(カシミール3D)