播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

Garmin Oregon用保護ケース:GizzMoVest

山歩きの際はGarmin社製のGPS受信機「Oregon550」を私は使用しています。
GPS受信機は電子機器ですから、いくらアウトドア用品とはいえ、多少は丁寧に取り扱わないといけません。
 
しかし、山の中で置き場所を考えて傷が付かないように地面に置いたり、手が滑って落っことす度にヒヤヒヤするのは嫌です。
 
と思っていたら、2ちゃんねるのGPS関連スレッドで面白いケースが紹介されているのを見つけ、購入してしまいました。
 
 
 
メーカー:GizzMoVest LLC(アメリカ)
製品名:Garmin Oregon 550t, 450t, 450, 550, 400, CASE in tactical Black. Composite Molded Protection includes unbreakable Metal Belt Clip, Lanyard & Lanyard Clip
全長:約13cm(ケース部分のみ。ストラップ除く)
全幅:約75mm(ケースの最も広い部分)
厚さ:約6cm(ケースの最も厚い部分)
重量:74g(実測値)
定価:$26.95 USD
購入価格:$26.95 USD
購入先:Amazon.com(アメリカ)
 
はっきり言って、このケースをかぶせたGPS受信機はかさばります。

しかし、表面が滑りにくいゴム素材のため、手を滑らせて落とすことはありませんし、厚みがあるため、仮に落としたとしてもしっかりとGPS受信機本体を守ってくれます。
 
背面には大きなクリップが付いていますが、ケースの滑りが悪い上に、クリップの形状が今ひとつなので、ベルト等にはめるのは簡単ですが、外すのが一苦労。

装備品をザックの外部やベルトに取り付けるのが好きでこのクリップには期待していたのですが、使えなくはないものの、ちょっと残念。
 
 
▲ケース背面の金属製クリップ
 
さて、これをどうやってGPS受信機に装着するかですが、ちょっと変わっています。

ケースにはストラップ(ヒモ)が付いていますが、実はこのヒモが重要な役割をしているのです。
ケース近くにコードロックがあり、これをケースから離すように移動させると・・・
 
 
▲コードロックを移動させると・・・
 
・・・ケースが2枚貝の貝殻のようにパカッと大きく開きます。
ケース自体にロック機構は無く、上の写真のコードロックがケースを閉じた状態を保っています。そのため、ストラップが邪魔だからと取り外してしまうと、別途ロック機構を考えないといけません。
 
ケース内は、写真の通り布張り(?)になっています。
 
 
▲・・・ケースが開く
 
この中にGPS受信機を置き、ケースを閉じてコードロックを元の位置に戻せば装着完了。
 
Oregonは側面に電源スイッチがありますが、ケースに入れるとその部分もすっぽりと覆われてしまいます。
しかし、ケースが柔らかいため、ケースの上から電源ボタンを操作できます。
個人的には、電源のマークをこの付近に打刻して欲しいな。
 
 
▲電源ボタン近くの様子
 
ケースにセットした状態では背面や側面が保護されるのはもちろん、液晶画面の周囲に高い縁が出来るため、落下して液晶画面から着地してもケースの縁の方が先に地面に当たり、液晶画面へのダメージは抑えられそうです(怖いので試していません)。
 
 
▲Oregon550をセットした状態
 
ヒモはループ状になっているため小型のカラビナなどでザックに固定できますし、首からかけることも可能です。ただ、歩いているとGPS受信機が胸にガンガン当たるので、首にかけるのはお勧め出来ません。
落下・紛失防止用だと思った方が良さそうです。
 
手に吸い付くような質感のため、うっかり落とす心配は皆無でしょうし、仮に落としても今までほどヒヤヒヤする必要がなくなります。
 
ケースの素材が滑りにくく、クリップの形が良くないため、クリップを使ってザックのストラップなどに取り付け/取り外しする際に手間取ることがあり、ケースの形状は非常にかさばりますが、この耐衝撃性と落としにくさは魅力的です。