山あそさん一行が笠形山に行かれた記事を見たり、先日高御位山からその姿を見て登りたくなっていた笠形山へ行ってきました。
ネイチャーパークかさがたから往復するルートです。
わーさんと一緒に登る予定でしたが、待ち合わせ時間にわーさんが間に合わないと連絡があったため、先に一人で登り、山頂で合流して一緒に下山という変則的な山歩きとなりました。
▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「粟賀町」
注:谷間のルートだったため、GPS軌跡は不正確です。
8:00
10:00にネイチャーパークかさがたで待ち合わせなので、余裕を持って早めに姫路市街の自宅を出ました。
10:00にネイチャーパークかさがたで待ち合わせなので、余裕を持って早めに姫路市街の自宅を出ました。
https://goo.gl/maps/BRbHFUrD8PVY7gFG6
▲ネイチャーパークかさがたの位置
9:15
ネイチャーパークかさがたの駐車場(地図中「P」)に到着。
ネイチャーパークかさがたの駐車場(地図中「P」)に到着。
▲駐車場の様子
さすがに早すぎました。
駐車場脇の建物(のこぎり工房)でトイレを済ませ、のこぎり工房内の喫茶店のモーニング(トースト、ハム、サラダ、ゆで卵、コーヒーのセット。¥400)で2度目の朝食。
▲のこぎり工房
携帯電話を見ると、わーさんからの圏外着信通知があり、電話をかけてみたら待ち合わせ時間に間に合わないので、先に出発しておいてほしいとのことでした。
9:57
待ち合わせが10時なので、山歩きの準備をしながらこの時間まで待ちましたが、先に出発することにします。
待ち合わせが10時なので、山歩きの準備をしながらこの時間まで待ちましたが、先に出発することにします。
ちょうど軽トラックが駐車場に入ってきて、山歩きの服装をしている私を見た運転手さんから、林道や登山道が一部崩壊しているので注意した方が良いとアドバイスをいただきました。
10:07
やや傾斜のきつい舗装林道を歩いていると、崩落地点に出会いました(地図中「林道崩落地点(2011/9/23現在)」。
林道の土台となる土が流され、簡易舗装面が自重で崩落し、オフロードバイクですら通行不可能な状態です。
やや傾斜のきつい舗装林道を歩いていると、崩落地点に出会いました(地図中「林道崩落地点(2011/9/23現在)」。
林道の土台となる土が流され、簡易舗装面が自重で崩落し、オフロードバイクですら通行不可能な状態です。
▲林道崩落地点の様子
この場所を過ぎると、後はほぼ無傷の林道が続いていましたが、一カ所、通行は可能なものの、アスファルト舗装面が損壊している場所がありました。
▲アスファルト舗装面が谷側へ滑り落ちている様子(アスファルト面が右へずり落ちている)
他にもアスファルト路面が多少波打っているような箇所もありましたが、最初に見た崩落箇所ほどの損傷は他にありませんでした。
10:20
林道の終点に到着(地図中「林道終点」)。ここが実質的な登山口です。
林道の終点に到着(地図中「林道終点」)。ここが実質的な登山口です。
▲林道終点の様子
登山口周辺は大雨で流されてきた石がごろごろしていて荒れていますが、登山道は比較的無事な状態で残っているようです。
▲登山道の様子
しかし、所々ガレているところもありますし、徒渉地点は沢の水量が多くて渡りづらいです。
私はこのコースの元の姿を知らない(過去に一度歩いていますが、夜明け前の暗い時間だったのと何年も前のことなので記憶にありません)ので、多少荒れていると感じた程度ですが、よく知っている方が見たら、変わり果てているのかも知れません。
10:33
勝負瀧(地図中「勝負瀧」)を通過。上の登山道の様子の写真左奥の滝が勝負瀧です。
勝負瀧(地図中「勝負瀧」)を通過。上の登山道の様子の写真左奥の滝が勝負瀧です。
10:36
龍ヶ瀧に出会いました(地図中「龍ヶ瀧」)。
幅の広い迫力のある滝です。
龍ヶ瀧に出会いました(地図中「龍ヶ瀧」)。
幅の広い迫力のある滝です。
▲龍ヶ瀧
登山道は滝に突き当たって終わってしまったように見えますが、左後ろへ道が延びていました。
滝の上へ出るまでは、急坂です。
10:40
龍ヶ瀧の上に出ると、「馬の足跡」と書かれた看板があり、沢を見ると小さな甌穴が複数ありました。
龍ヶ瀧の上に出ると、「馬の足跡」と書かれた看板があり、沢を見ると小さな甌穴が複数ありました。
10:43
熊の段を通過(地図中「熊の段」)。
熊の段を通過(地図中「熊の段」)。
10:48
登山道を横切っている林道に出ました。
登山道を横切っている林道に出ました。
▲舗装林道を横切る
この近くには、丸い蜂の巣が庇状になった岩の下にありましたので、これからの季節は要注意です(注:2011/9/23現在の情報です)。
舗装林道から先の登山道は植林の中で、沢沿いの比較的なだらかな道です。
▲舗装林道から先の登山道の様子
沢沿いなので徒渉地点もいくつかありますが、やはり水量が多く、渡りにくい。
一部の区間はかなりガレていて、どこが道なのかわからなくなっていますが、地形図で破線道が書かれている谷を目指せば、問題なく登山道に復帰できるはずです。
11:11
天邪鬼の力水(地図中「天邪鬼の力水」)に出会いました。
塩ビパイプから水が流れていますが、正体不明の生水を飲む勇気はないので、そのまま通過。
天邪鬼の力水(地図中「天邪鬼の力水」)に出会いました。
塩ビパイプから水が流れていますが、正体不明の生水を飲む勇気はないので、そのまま通過。
▲天邪鬼の力水
天邪鬼の力水の先で、荒れた小さな谷を越えると、後は大雨の影響など何も受けていないように見える尾根道になります。
11:30
「山頂まで約30分」の道標に出会いました。
「山頂まで約30分」の道標に出会いました。
11:37
笠形山~千ヶ峰の縦走コースになっている主稜線に乗りました。
笠形山~千ヶ峰の縦走コースになっている主稜線に乗りました。
▲主稜線の縦走路との合流地点(左が笠形山山頂、右は千ヶ峰方面への縦走路)
後は龍の背と呼ばれる小さな岩場を通過し、そのすぐ先にある天邪鬼の挽岩(地図中「天邪鬼の挽岩」)の脇の鎖場を超えれば、まもなく山頂です。
▲龍の背
11:48
天邪鬼の挽岩を通過。
天邪鬼の挽岩を通過。
▲天邪鬼の挽岩
山頂への最後の登りは、丸太階段です。
▲山頂直下の丸太階段
丸太階段を上りきり、少し急な坂で高度を上げれば、目の前に四阿が現れます。
11:56
笠形山の山頂に到着しました。
笠形山の山頂に到着しました。
▲笠形山の山頂
少しかすんでいますが、明石海峡大橋も肉眼で見えますし、慣れ親しんだ山々の姿がくっきり見えてすばらしい展望です。
人気の山なので、次から次へハイカーが登ってきます。大半はグリーンエコー笠形方面からですが、小さな子供さんを連れた若い家族が1組、私と同じ大屋方面から登ってこられました。
笠形山の山頂で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2011年9月23日)
この大展望を楽しみながら、昼食(Espresso Pasta)をいただきました。
12:30頃にわーさんと奥さんが山頂に到着。
私のイメージではわーさんはかなりの恐妻家だったんですが、仲の良い夫婦に見えます(実際はご本人達でないとわからないですが・・・)。
私のイメージではわーさんはかなりの恐妻家だったんですが、仲の良い夫婦に見えます(実際はご本人達でないとわからないですが・・・)。
13:20頃
歩くのが遅いからとのことで、わーさんご夫妻が先に下山開始。
歩くのが遅いからとのことで、わーさんご夫妻が先に下山開始。
13:33
常連さんとおぼしき方々とおしゃべりした後、私も下山開始。
常連さんとおぼしき方々とおしゃべりした後、私も下山開始。
まもなくわーさん夫妻に追いつき、一緒に下りました。
15:15
駐車場に到着。
駐車場に到着。
山頂からの展望はすばらしかったし、わーさん夫妻の夫婦愛をたっぷりと見せていただき、興味深い山歩きになりました。