播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

艦艇見学2011 補給艦とわだ@姫路港

今日は姫路港で開かれた艦艇見学に行ってきました。
昨年度は多用途艦げんかいでしたが、今年は補給艦とわだ。
 
補給艦とわだ主要要目
 全長:167.0m
 幅:22.0m
 基準排水量:8,100t
 主機:2 Diesel Engine, 2 Shaft
 馬力:26,000ps
 速力:22kts
 乗員:137名
 進水:1985年3月25日
 就役:1987年3月24日
(出典)当日配布された海上自衛隊のパンフレット
 
10:20
姫路港(飾磨埠頭)に到着。広い駐車スペースが確保されていますが、かなり車で埋まっています。
小雨が降っているにも関わらず、昨年の多用途艦げんかいの時とは比較にならないほど車と人が多く、艦内でパノラマVR撮影が出来たらいいな、と淡い期待を持って車に積んでいた撮影機材を車内に残したまま出発。
 
10:27
行列に並びました。
 
陸上自衛隊の装備品も展示されていますが、ほとんどの人はとわだの艦内見学のために行列に並び、展示品担当の隊員達は退屈そう。
でも、1人が行列から離れて装備品の前で記念撮影をすると、周りの人達もそれを真似て動き出します。
 
10:44
いよいよ順番が回ってきました。タラップを登って艦内へ。
 
 
▲タラップで乗船
 
左舷から乗り込み、まずは前部甲板の最後尾(艦橋のすぐ下)を通って右舷側へ回り込みます。

雨が降っていましたが、通路にはイベント用のテントが並べられており、テントの下にいれば濡れずに済みます。
右舷側の階段から船倉へ下りるのですが、自衛隊の船の階段はどこも恐ろしく急で狭いため、見学者(特に妙な靴を履いている女性)は上り下りに時間がかかります。

そのため、前部甲板に上がってから船倉へ下りる階段に辿り着くまでに10分かかりました。
しかし、前部甲板の機械類を見ていたら、時間が経つのも忘れてしまいます。
 
 
▲前部甲板の様子(立入禁止)機械フェチにはたまらない
 
10:55
階段を下りて船倉へ向かいます。
 
 
▲こんな階段を下りる
 
船倉では、手旗信号や無線機、フォークリフト、ロープワークの体験が行われていて、子ども達が喜んでいます。
 
 
▲各種イベントが行われている船倉の様子

 
 
▲冷蔵庫
 
船倉の床にはレール(溝)があったのですが、これの正体はフォークリフト用のレールでした。
船倉の通路は狭く、フォークリフトが左右にふらつくと通路の壁にぶつかってしまうため、安定して走らせるために必要なんだそうです。補給艦ならではの設備ですね。
 
11:06
順路に沿って進んで階段を上がると、右舷側の甲板に出ました。
ここから前へ進んで艦橋内へ。
 
階段を上ると、そこは操舵室の右側。機関銃座やチャフ/フレアのランチャー、双眼鏡や羅針盤、信号探照灯のある空間です。
 
 
▲操舵室の脇にある空間
 
11:11
操舵室の中へ入ります。
 
 
▲操舵室内部の様子
 
11:15
操舵室内を一通り見終えたら、神棚のある裏の階段から下層へ。
 
次に見学するのは司令室です。
司令室は館長室と同じ構造とのこと。
 
 
▲司令室内の様子
 
11:17
続いて食堂の見学。
 
 
▲食堂の様子(食事は出来ません)
 
メニューの写真と1食あたりの予算、調理した隊員の顔写真が印刷された紙が展示されていて、隊員が日常、どのような物を食べているのかが分かるようになっていました。
 
 
▲メニューの一例(ブレてます)
 
11:20
食堂を出て順路の指示通りに進むと、後部のヘリポートに出ました。
護衛艦と異なり、ヘリの格納庫は無いようです。
 
 
▲ヘリポート後部から前方を見る
 
以上で艦艇見学は終了。
 
11:30
家路につきました。