私が使っているiPhone3GSには、今までケースをかぶせていませんでした。（その代わり厚さ0.2mmの保護フィルムinvisibleSHIELDを本体全体に貼り付けていました）
ケースを使うとiPhoneが一回り大きくなるし、何より、気に入る外観のケースがなかったのです。
しかし、アメリカのMAGPUL（マグプル）社が発売したケースには一目惚れしてしまいました。
ミリタリー感あふれるデザインが良い！iPhoneが一回りくらい大きくなってもいいや、と思えます。
ミリタリー感あふれるデザインが良い！iPhoneが一回りくらい大きくなってもいいや、と思えます。
なお、今まで愛用していたinvisibleSHIELD（iPhone全体を保護するシート）は、スクリーンの保護シート以外は全て剥がしました。そうしないと、このケースをiPhoneにかぶせられないので。
山でiPhoneを気軽に使えるようになる（このケースを付けていれば、岩の上や土、砂の上でもiPhoneやケースに傷が付く心配なく平気でiPhoneを置けるし、耐久性の低いデジタルガジェットでもアウトドア用品っぽい外観に変わる）ので、無理矢理ですが山道具扱いにしています。
▲iPhone3GSに装着した状態（背面）
製品名：Field Case - iPhone 3G/3GS
素材：合成ゴム（Synthetic Rubber）
メーカー：Magpul Industries Corp.（アメリカ）
定価：$9.95
素材：合成ゴム（Synthetic Rubber）
メーカー：Magpul Industries Corp.（アメリカ）
定価：$9.95
MAGPUL社は、ミリタリー好きやサバイバルゲーム好きの人なら知っていると思いますが、MAGazine（弾倉）をポーチやポケットから引き抜き（PULL）やすくするための部品「MAGPUL」を製造販売している会社。
そのMAGPULと同じ素材で作られたiPhone用のケースが、Field Caseです。
MAGPUL社がiPhoneケースを作るという話は以前から知っていたので、発売と同時に買おうとしましたが、本家のサイトからは海外への発送不可、小売店のサイトではあっという間に売り切れで、手に入れることが出来ませんでした。
それからしばらく経ち、日本国内のミリタリー系ショップでも取り扱いが始まり、ようやく気軽に買えるようになりました。
一部のマニアの間で人気があったせいか、本物よりも中国製のニセモノの方が早く市場に出回ったようです。
中国製のニセモノは柔らかいゴム製ですが、本物のケースはちょっと固めの素材で、iPhoneにはめるときにはバコンという手応えが感じられるほどです。
▲固いゴムで出来ているため、ケース単体でもしっかり形が保持される
イヤフォンジャックと消音用スイッチ、ドックコネクター、マイク、スピーカー、カメラの各部には穴が開いていますが、スリープボタンと音量ボタンの位置に穴はなく、ケースと一体になっているボタンを押すことで、ケース内にあるiPhone本体のボタンが押される構造になっています。
ヘッドフォンジャックはケースの穴の奥になるので、プラグ部分が太いヘッドフォンやイヤフォンは接続出来ない（奥まで挿さらない）かも知れません。
▲iPhone3GSに装着した状態（ヘッドフォンジャック側）
ドックコネクター部分は広めにくぼんでいるため、ケースをかぶせたままでも標準のコネクターを接続できますが、ドックコネクターに直結するタイプの外付けバッテリー等は、うまく差し込めない可能性があります。（Buffaloのワンセグチューナー「ちょいテレ」は問題ありませんでした）
▲iPhone3GSに装着した状態（ドックコネクター側）
ゴム製なのでタダでさえ滑りにくいのに、格子状の突起が引っかかりになり、iPhoneを落とす心配はなさそうです。
また、シリコンゴムと違い、ポケットからの出し入れが簡単（スベリが良い）で、表面にホコリが付きにくいのもありがたい。
この素材のおかげで、多少の衝撃からならiPhoneは守られるようです（私の場合は、床下をのぞき込む作業で胸ポケットからiPhoneを床（床下部分のコンクリート）へ落とす事が多いのですが、その場合は角から着地するので、ケースが衝撃を吸収してくれます）。ただし、過大な期待は禁物です。
ちなみに、ケースの縁（スクリーンの周囲）は僅かに盛り上がっており、iPhoneを伏せておいた場合、ケースの縁だけが接地し、スクリーンに傷や汚れが付きにくいようになっています。
洗練されたiPhoneのデザインが、このケースをかぶせることで台無しになり、一気に無骨なミリタリー調デザインになります。（制式の軍用品ではありませんが・・・）
私にとってはそれがたまらなくイイので、iPhoneの次期モデルに買い換えるまでは、このケースを使い続ける予定です。
