播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県宍粟市の赤谷山(1216.4m)

警告!
今回紹介するルートは、一部の区間で明確な道がありません。積雪期のみ通行可能な区間もあるかも知れません。
GPSとコンパス、地形図を使わないと、道迷いの心配やルートの誤りによる時間超過の恐れがあります。
斜度が急な斜面があり、稜線上は風が強い場合もあります。雪の多い時期は適切な装備がないと危険です。
初心者の方やナビゲーション装備、雪対策の装備が貧弱な方の挑戦は避けて下さい。

今日はわーさんからのお誘いで、OAPさんが2011年3月5日に歩かれた赤谷山のコースをそのまま辿らせて頂きました。
 
 
▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「戸倉峠」
 
以下のURLから、Yahoo!地図上で上のルートの詳細(高低差や各地点を通過した詳細な時刻、歩行速度)を見ることが出来ます。
http://yj.pn/IGNBND
 
8:00
道の駅やまさきで集合。参加者はわーさん、mkさん(女性)、私の3人です。
 
9:00頃
国道29号線を北進すること約44km。新戸倉トンネル手前にある旧道への分岐近くの空き地に駐車(地図中「P」)。
 
▲駐車地点の場所
 
 
▲駐車地点の様子
 
9:05
装備を調えて出発。

旧戸倉トンネルへの道の入口は完全に雪に埋もれているので、除雪されて道路脇に積まれた雪を踏み越えて進みます。
 
昨日のものと思われるスノーシューのトレースがあったので壺足でも行けるかと思いましたが、案外沈み込みが激しいので、最初のヘアピンカーブ手前でスノーシューを装着。
 
新戸倉トンネルが出来るまでは幹線道路だった道なので、道幅はある程度あり、斜度も緩く、スノーシューのトレースもあるため快適に歩けました。
 
2つ目のヘアピンカーブで鹿の死骸に遭遇。まだ新しいものでした。
 
9:31
旧戸倉トンネル(地図中「旧戸倉トンネル」)の手前で、道は旧トンネル方面(右)と戸倉峠方面(左)に分かれます(雪が多いときは分岐はわかりにくい)。
 
ここは戸倉峠方面へ。
 
 
▲封鎖された旧戸倉トンネルを右下に見ながら戸倉峠への道を進む
 
9:55
峠道らしい曲がりくねった細い道(雪のため路面の状況は不明)を進むと、戸倉峠の手前で赤谷山の登山口に出会います。
 
今日は積雪で登山口の標柱が完全に埋まっていて、知っていないとここが登山口だとは分からない状態になっていました。
 
この登山口からは、急な登りです。
 
 
▲登山口から植林の急斜面を登る
 
積雪のため正しいルートは分かりませんが、所々にピンクテープがありますし、とりあえず高い方へ進めば良いので問題ありません。
 
急斜面を登り切ると、植林と自然林の間の道を進むことになります。
この尾根は兵庫県と鳥取県の県境尾根です。
 
 
▲県境尾根に乗った直後の様子
 
僅かに下りや平坦な所もありますが、基本的には登り一辺倒。なかなかキツイ。
 
薄暗い植林の上り坂に入れば、進路がやや右寄りに変わる小ピークはまもなくです。
 
10:25
道標のある小ピークに到着(地図中「道標ピーク」)。
 
 
▲小ピークにある道標と奇妙な木

道標に従い、進路を右寄りに変えて進みます。
ここから先も延々と登りが続きますが、左手側が美しい自然林なので、ある程度気分良く歩けます。
 
 
▲左側に自然林を見ながら登る
 
10:51
1143m標高点に到着。

ここで一息ついていると、MSRのスノーシューを履いた単独男性が上がってこられました。
私達は男性より先に出発しましたが、少し先で追い越して頂き、ゆっくり山頂へ向かいます。
 
11:21
赤谷山の山頂に到着。

無雪期でも展望の良い山ですが、周囲の植物は全て雪の下に埋もれていますし、積雪の分、視点が上がるので、大満足の展望です。
 
 
▲赤谷山山頂から三の丸~氷ノ山を望む
 
 
▲赤谷山山頂から三室山を望む
 
 
▲赤谷山山頂から東山(とうせん)を望む

この大展望を眺めながらの昼食は最高です。

本日の私の昼食メニューは、アルファ米の山菜おこわとサンマの蒲焼き缶詰(固形燃料で缶ごと加熱)、そしてmkさん手作りの味噌汁。
 
1143m標高点で出会った単独ハイカーは早々に下山してしまい、山頂には私達3人だけ。
 
12:29
大展望と昼食を楽しみ、下山開始。
 
12:46
1143m標高点まで戻ってきました。
 
OAPさんが歩かれたルートは、1143m標高点から北東へ下るというものです。
 
1143m標高点から東へ下りますが、先週歩かれたOAPさん達のトレースはさすがになく、フワフワの雪の斜面を、GPSを頼りに下ります。
 
地形図で見る限りは、それほど難しそうには見えませんが、実際は尾根の分岐がたくさんあり、読図だけではルートを間違えそうです。
 
 
▲下山に使った尾根の様子(標高の高いところ)
 
 
▲下山に使った尾根の様子(標高の低いところ)
 
この尾根は分岐が多くて分かりづらいだけでなく、所々急な斜面があり、スノーシューで下っていると、表面の雪の層が流れて滑ることが多々ありました。
 
いよいよ車道が近くなってくると、斜面の角度は急激になり、危険なのでスノーシューを脱いで壺足になりましたが、わーさんとmkさんは比較的簡単に下るのに、体重と装備が重い私の体は沈む沈む。
嫌になり、途中でスノーシューを装着して何とか下山しました。
 
14:14
無事に駐車場に戻ってきました。
 
ルートを紹介して下さったOAPさん、車の運転をしていただいたわーさん、味噌汁とおにぎりを作って頂いたmkさん、ありがとうございました。