今日は姫路城の北側、シロトピア公園で開催された姫路市の消防出初め式を見に行ってきました。
展示される装備品や訓練展示の内容が毎年微妙に変わる自衛隊の行事とは異なり、消防の出初め式は内容が基本的に毎年同じです。それに、消防車好きというわけでもないのですが、正月らしいイベントなので見に行くことにしました。
https://goo.gl/maps/7FSP1QpYyhGEZYvJ8
▲シロトピア公園の場所
9:05
姫路市街の自宅を徒歩で出発。
姫路市街の自宅を徒歩で出発。
9:20
シロトピア公園南西の休憩所に到着。ここでジュースを買い、トイレを済ませます。
シロトピア公園南西の休憩所に到着。ここでジュースを買い、トイレを済ませます。
グラウンド周辺には姫路市内の消防団全ての消防車がぎっしり整列しています。
この消防車の間を縫うように歩いてグラウンドへ。
この消防車の間を縫うように歩いてグラウンドへ。
グラウンドでは、すでに消防団員と消防職員が整列していました。
▲グラウンドに整列している消防団員
姫路市の消防出初め式は、姫路城の美しい天守閣を背景に行われていたのですが、昨年から修復工事のため素屋根に覆われてしまい、天守閣の姿を見ることは出来ません。
▲素屋根に覆われた天守閣(素屋根に天守閣の絵が描かれているのが分かる)
9:30から始まる式典というのは、表彰や来賓の祝辞のことです。
身内に消防団員がいるわけでもないので、表彰にも興味が沸かないし、来賓の祝辞も退屈。
10:30
式典が終了しました。
式典が終了しました。
続いては太市小学校の若竹和太鼓クラブによる和太鼓の演奏です。
3曲のメドレーと案内がありましたが、太鼓の曲はどこからどこまでが1曲なのか分からず、単なる長い演奏に聞こえてしまいましたが、立派な演奏でした。
メンバーの保護者や家族と思われる一団が来賓席の前に陣取って撮影していたのがほほえましい。
▲演奏中の若竹和太鼓クラブ
10:45
演奏を終えた若竹和太鼓クラブのメンバーが退場し、続いてはしごを持った消防団員がグラウンドへ入って来ました。出初め式の花形(私がそう思っているだけですが)、はしご乗りです。
演奏を終えた若竹和太鼓クラブのメンバーが退場し、続いてはしごを持った消防団員がグラウンドへ入って来ました。出初め式の花形(私がそう思っているだけですが)、はしご乗りです。
スピーカーから流れる浪曲のような歌声をBGMに、7つのポーズを決めて終了。
私は個人的に「和」のものは苦手なんですが、このはしご乗りは何故か気に入っています。
私は個人的に「和」のものは苦手なんですが、このはしご乗りは何故か気に入っています。
▲はしご乗りの演技の様子
11:00
はしご乗りが終了しました。
はしご乗りが終了しました。
次は、音楽隊とカラーガード隊による演奏です。
1980年代アメリカのポップスを演奏しながらの演技でした。
1980年代アメリカのポップスを演奏しながらの演技でした。
▲音楽隊とカラーガード隊による演技
11:15頃
音楽隊とカラーガード隊による演技が終わると、消防車両がサイレンを鳴らしながらグラウンド南端へ来ました。
音楽隊とカラーガード隊による演技が終わると、消防車両がサイレンを鳴らしながらグラウンド南端へ来ました。
次は高度救助隊による救出作業のデモンストレーションです。
グラウンド南端に設営された建屋に要救助者が多数いるという設定でのデモ。
圧縮空気でロープを打ち出す特殊な銃でロープを建屋の屋上へ打ち上げ、要救助者自身がロープを手すりに固定します。
これを伝って隊員が屋上へよじ登ったり、建物から斜め下や水平に張られたロープを伝って他の隊員も進入。
はしご車ははしごを伸長してはしごの先端が建屋の真上に来るようにし、ロープを下ろしてそこからも隊員が降りていきます。
要救助者(人形)は担架に乗せられ、屋上から貼られたロープで下ろされていきます。壁伝いに垂直に下ろされるのは怖そう。
▲高度救助隊(ハイパーレスキュー)によるデモンストレーション(要救助者を担架に乗せて垂直に下ろしている様子)
建屋のあちこちで色々な救助作業が同時進行しているので、写真なんか撮らずにキョロキョロしながら見物する方が良さそうです。
▲デモンストレーションが行われる建屋周辺の様子(複数箇所で同時進行する)
建屋から隊員が脱出するときは、自衛隊のレンジャー隊員のように素早くラペリング降下。降下後にロープから離れる速さは、自衛隊のレンジャー訓練展示で見たものよりも速い印象でした。
11:27
ヘリによる救助作業デモのため、兵庫県の防災ヘリがやって来ました。
建屋の真上でホバリングし、隊員と要救助者吊り上げ用の装備を下ろしていったん現場を離れます。
ヘリによる救助作業デモのため、兵庫県の防災ヘリがやって来ました。
建屋の真上でホバリングし、隊員と要救助者吊り上げ用の装備を下ろしていったん現場を離れます。
その間に、屋上で隊員が吊り上げの準備を行い、再びヘリが建屋の上に来て吊り上げるという内容。
ヘリがホバリングしている間、建屋周辺は強風と砂埃が吹き荒れていました。
私は適度に離れていたので砂埃などを喰らわずに済みましたが、建屋近くで見ていた見物客には災難だったようです。
11:35
救助作業のデモンストレーションが終わり、放水展示の準備が始まりました。
救助作業のデモンストレーションが終わり、放水展示の準備が始まりました。
先ほどの建屋の屋上と、グラウンドに設置したホースから放水。
風が少し強かったので、風に流された水が最初は南へ、続いて東寄りへ流されていき、ヘリが去って安心して建屋近くに戻ってきた見物客は、今度は降り注ぐ放水の水滴に慌ててまた避難。
風が少し強かったので、風に流された水が最初は南へ、続いて東寄りへ流されていき、ヘリが去って安心して建屋近くに戻ってきた見物客は、今度は降り注ぐ放水の水滴に慌ててまた避難。
▲放水の様子(グラウンド中央と建屋屋上から放水があり、最後はヘリが航過)
11:40頃
出初め式の最後は、車両観閲です。
出初め式の最後は、車両観閲です。
▲観閲のため、赤色灯を点けて準備をする消防車
グラウンド南端に設営されたひな壇にお偉方が立ち、その前を姫路市内全ての消防団の車両が通過するのを観閲します。
車両の観閲には興味がないので、家に帰ることにします。
12:00
自宅到着。
自宅到着。