播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

iPad専用Bluetoothキーボード内蔵ケース:ZAGGmate w/keyboard

今回紹介するのは、iPad専用のBluetoothキーボード兼保護ケース。
 
 
▲ZAGGmate(表面)
 
この写真では、一見するとiPadだけが写っているように見えますが、iPadの縁に注目して下さい。
 
 
▲ZAGGmate(裏面)
 
上の状態のiPadをひっくり返すと、こんな外観。

薄い箱状のケースがiPadに被さっていたわけです。この箱状のケースが、今回紹介するiPad専用キーボード兼保護ケースであるZAGGmate w/keyboard(以下単にZAGGmate)。
 
製品名:ZAGGmate w/keyboard(ザグメイト with キーボード)
メーカー:ZAGG, Inc.(アメリカ)
価格:$99.99
 
iPadをZAGGmateから外すと、写真のようなキーボードが現れます。
 
 
▲ZAGGmateに内蔵されているキーボード
 
当然ですが、キーボードは英語配列です。記号類の位置が日本語配列とは異なりますが、文字キーは同じ配列ですし、よく使う記号キーの位置はすぐに覚えられるので、あまり困ることはありません。
 
iPadとはBluetooth(無線)で接続されるので、ペアリング用のボタンと、消費電力を抑えるために電源スイッチが付いています(放置しておいても、自動的にスリープモードになる)。
 
 
▲ZAGGmateの電源スイッチと各種表示ランプ。側面のUSBポートは、ZAGGmate自身の充電用
 
ペアリングをするには、Bluetoothロゴの上にあるボタン(指では押せないほど小さいので、ペンや爪楊枝で押す必要がある)を押し、Bluetoothの設定画面を開いたiPadで表示される4桁の数字をZAGGmateのキーボードで入力し、Enterを押すだけ。(ペアリングを記憶できるのは1台のみです。複数のiPadで1台のZAGGmateを使う場合は、iPadを変える度にペアリングをする必要があります。)
 
Bluetoothボタンの右、USBコネクタの絵があるランプは、充電ランプ。充電中に点灯し、満タンになると消灯します。
その右にあるSTATUSランプは、電源投入時に数秒だけ点灯したり、Bluetoothのペアリング中やZAGGmateのバッテリー残量が低下した時に点滅します。(バッテリー残量が20%を切ると点滅を始めます。メーカーは、1ヶ月に1回、一晩充電することを推奨しています。)
 
キーボードの奥には、ちゃちな作りの折りたたみ式スタンドがあり、これにiPadを立てかけます。
 
 
▲iPadを立てかけるためのスタンド。その手前にある溝にiPadの下端をはめることで、iPadを安定させる。
 
iPadを横向きで立てかけると、下の写真のようになります。まるでノートパソコン。
 
 
▲iPadを横向きで立てかけた状態(正面)
 
 
▲iPadを横向きで立てかけた状態(側面)
 
 
▲iPadを横向きで立てかけた状態(背面)
 
もちろん、iPadを縦向きで立てかけることも出来ます。
 
 
▲iPadを縦向きで立てかけた状態
 

iPad専用を謳うだけあって、以下のような特殊キーが割り当てられています。
(キートップに機能を表すアイコンがプリントされているので、覚える必要はありません。)
 
Escキー:iPadのホーム画面に戻る
F1キー:検索画面(スポットライト検索)
F2キー:スライドショー
F3キー:ソフトキーボード表示/非表示
F4キー:画面のブラックアウト/再表示
F10キー:前の曲へ戻る
F11キー:再生/一時停止
F12キー:次の曲へ進む
F12キーの右にも4つの特殊キーがあります。これらのキーは、左端(F12キーの右隣)から順にミュート、音量DOWN、音量UP、キーボードの言語切替えボタンになっています。
 
さらに、Command+Cでコピーと言った具合に、WindowsのショートカットキーのCtrlをCommandキーに置き換えた操作が色々使えます。これは非常に便利。
Shift+カーソルキーでテキストの選択も可能。
 
ZAGGmateとiPadの脱着方法は、次のような感じ。
 
ZAGGmateの内側にはラバースポンジがクッションとして貼り付けられており、ZAGGmateの内寸は素の状態のiPadの外形寸法とほぼ同じに作られています。そのため、ZAGGmateの内側へiPadを押し込むだけで収納でき、ラバースポンジとの摩擦によりある程度しっかり固定されます。
(私はiPadの周囲にも保護フィルム(ZAGGのinvisibleSHIELD)を貼っていましたが、ZAGGのサイトによると縁のフィルムは剥がした方が良いとのことだったので、剥がしました。これでスムーズにZAGGmateに出し入れできます。)
 
iPadを外すときは、ZAGGmateの長辺の内、大きく切り欠きのある側から露出しているiPad本体に指をかけ、反対側の長辺を支点に本を開くようにして取り外します。
 
ラバースポンジは、iPadのボタンが当たる位置だけくり抜いてあるので、(正しい方向で収納すれば)iPadをZAGGmateに収納するときに誤ってボタンが押されることはありません。
 
 
▲ZAGGmate内側のラバースポンジは、ボタンの位置に合わせてくり抜いてある
 
キーボードとしての肝心の使い心地ですが、極めて良好です。
キーの堅さは人それぞれ好みがあると思いますが、私の感覚ではちょうど良い印象。安価な折りたたみキーボードのヘナヘナした感触とは違い、しっかりした押し心地。
 
ZAGGmate自体が厚みのあるアルミ製なので、膝の上で使っても安定しており、ノートパソコンと大差ない使い心地です。(ただし、膝の上でiPadを縦向きで立てかけると、向こう側へ倒れそうになります)
 
左手のひらの小指側がZAGGmateの縁に触れるのが、若干気になるかも知れません。
 
ZAGGmateに傷が付くのが嫌な人のために、ZAGGmateの底面4隅に貼るための小さなゴム足が4つ付属しています。
 
スタンドの質感と、角度が調整出来ない点は気に入りませんが、今のところそれ以外に不満はありません。

ところで、一番上の写真を見ての通り、ZAGGmateを使ってもiPadの背面は全く保護されません。かといって、一般的なiPad用ケースを使うと、ZAGGmateに収納出来ません。
 
この問題を解決するために、ZAGGから販売されているinvisibleSHIELDをiPadに貼ることをお勧めします。

オブジェクトVR(回転する写真)で気づかれた方もおられるかも知れませんが、私のiPadにはinvisibleSHIELDが貼られているので、背面がテカテカしているのです。
 
ちなみに、この記事用の写真撮影時には貼っていませんでしたが、今はZAGGmateにもinvisibleSHIELDを貼っているので、ZAGGmate本体の傷も気になりません。
 
iPadにinvisibleSHIELDを貼る場合は、質感を合わせるためにZAGGmateにも貼った方が良いかも知れません。