播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

電子レンジでインスタントラーメンを作る:レンジでらーめん

休みの日の昼食は、袋入りタイプの即席ラーメンを食べることが多いので、ホームセンターをブラブラしているときに偶々見つけた「電子レンジでラーメンがおいしくできる」「水からでもお湯からでも出来る!」というキャッチコピーに惹かれてしまい、価格の安さもあって購入したのが今回紹介する商品です。
 

▲レンジでらーめんのパッケージ
 

▲レンジでらーめん本体とおとしぶた
 

▲レンジでらーめん本体の大きさ(比較のために袋麺を入れています)
 
製品名:レンジでらーめん (PS-G10)
原料樹脂:本体・おとしぶた/ポリプロピレン
耐熱温度:摂氏140度
耐冷温度:摂氏-20度
容量:1.3リットル
メーカー:エビス株式会社(日本)
定価:不明(私が購入した価格は500円台)
 
「家にいるんだったら、ガスレンジで普通に鍋で調理すればいいじゃないか」と言われそうですが、実際私も家に帰ってから同じ事を思ってしまいました。
でも、せっかく買ったんだから試しに使ってみようということで袋麺を調理したところ、優れた商品だと分かりました。
 
使い方は非常に簡単。

袋麺に書かれたお湯の量は無視して容器に線まで水を入れ(500cc)、麺を放り込んで落としぶたを載せ、電子レンジに入れて7分間(500ワットのレンジで水から調理する場合)加熱するだけ。
 
鍋で調理する場合と違い、吹きこぼれを心配して熱気にあぶられながらガスコンロの前に立っている必要がなく(暑い時期はこれが苦痛)、電子レンジの調理完了の音がすればレンジから容器を取り出し、粉末スープを入れてかき混ぜるだけで完成。
 
「レンジでらーめん」本体が丼になっている(ラーメンどんぶりによく見られる「雷門」という模様が縁に刻印されています)ため、そのままラーメンを食べられます。
 

▲レンジでらーめん本体に刻まれた雷門(模様が分かりやすくなるよう、画像を加工しています)
 
煮えたぎったラーメンの上に載っているおとしぶたですが、取っ手の部分は幅が広く、中空になっているため、大して熱さを感じることなく取り外すことが出来ます(でも、3秒以上持つと火傷しそうになります)。
 

▲おとしぶたの取っ手部分(裏側から見たところ)実物はもっと透明に近い色ですが、分かりやすくするために色を強調しています。
 
水に麺を入れた後、その上に小さく切った野菜を置いてから落としぶたを置き、通常より1分長めに加熱すると、野菜にも充分に火が通った状態になるので、野菜を具材にしたラーメンが手軽に楽しめます。

私の場合は、にんじん、ピーマン、キャベツ、タマネギなんかを入れています。仕上げに(調理後)乾燥ワケギやハム、焼き豚、焼き海苔を入れると、贅沢な仕上がりになります。
 
姫路周辺で売られているイトメンの「チャンポンめん」は、溶き卵を入れると美味しさアップ。
まずは5分間レンジで加熱し、いったんレンジから出して溶き卵をまんべんなく流し込み、落としぶたを置いてさらに2分間加熱すると、良い具合に出来上がります。仕上げにごま油を数滴垂らすと最高。
麺を食べ終わったら、ご飯を入れて雑炊に。
あかん、この文章を入力しているだけでよだれが出てきた・・・
(私は生や半熟の卵が苦手なので、溶き卵がカチコチに固まっている状態が好みです。上に書いた時間では、卵がそういった状態に仕上がるので、半熟が好きな方は各自で時間を研究して下さい。)
 
さて、レンジでらーめんですが、鍋で調理する場合に比べて次のメリットがあります。
  • 調理器具と食器が同じなので、洗い物が少なくて済む(鍋の場合は調理に使った鍋も洗う必要がある)
  • 調理中放置出来る(ガスコンロを使って調理する場合は、吹きこぼれ防止や安全のためにガスコンロの前にいる必要がある)
  • 指定された時間加熱すれば、野菜にも火が通る(ガスコンロで調理する場合、料理がまったく出来ない私には、野菜に火が通っているかどうかが判別できない)
デメリットは、こんな感じです。
  • 安っぽいプラスチックの丼でラーメンを食べることになるので、人によってはわびしさを感じるかも(メリットの「洗い物が少なくて済む」と二律背反)
  • 袋麺の種類によっては、麺を割らないとレンジでらーめんに入らない
  • ゆで時間や作り方が一般的ではない袋麺の場合は、うまく調理出来るまでに試行錯誤が必要
  • 取った後の蓋は、縁までスープで汚れているので、そのままテーブルに置けない(レンジから出したら、蓋を直接シンクに入れるか、蓋を置くための皿等を用意しておく必要がある←皿を使うと、「洗い物が少なくて済む」が台無し)
暑い時期、我が家の狭い台所でガスコンロを使うと、エアコンをかけないと堪えられない程暑くなるので、電子レンジでラーメンが作れるのは快適です。(逆に、冬場はガスコンロを使った方が暖かくて快適)
 
7分というのは長く感じられるかも知れませんが、放置出来る(自分の部屋でパソコンを触ったり、トイレに行ったりできる)ので、実際は長いと感じることはありません。
 
同じメーカーの商品で、「レンジでパスタ」や「レンジでゆで野菜」というのもあるようです。
 
私のように全く料理が出来ず、袋麺に何の具も追加せずに食べている方には、野菜入りのラーメンを手軽に作れるこの商品をお勧めします。
 
逆に、麺のコシやスープの風味にこだわりのある方は、普通に鍋で作ることをお勧めします。