播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

網干総合車両所一般公開(ふれあいフェア2010)

今日は6年ぶりにJRの網干総合車両所が一般公開されるとのこと。(11月19日の神戸新聞で知りました)
 
機械好きの私は、普段は絶対に見られない電車の底面や、重い車両を持ち上げるための、見たこともないような大型の設備があるかも、と期待して行ってきました。
 
網干総合車両所は自宅から十数キロの距離なので、自転車で40分もあれば行けます。
 

詳しい地図で見る
▲網干総合車両所西門の位置(地図のスクロール、拡大/縮小が可能です)
 
10:00
網干総合車両所の西門(臨時駐輪場があった)に到着。
 
総合車両所内の案内図と、2010年12月1日から運行を開始する225系(新快速)を宣伝するポケットティッシュを受け取り、人の流れに身を任せて第1検修庫の中へ。
 
いきなり大量の台車や車輪に出迎えられました。
駅のホームから対面のホームに止まっている車両の台車は毎日見ていますが、この距離でこれだけの数を見ると、迫力に圧倒されます。
 
 
▲第1検修庫内の台車
 
 
▲第1検修庫内の車輪(223系用)
 
第1検修庫の中央付近には、車輪旋盤なる装置がありました。

中で車輪が回転し、そこに旋盤の刃が当たっていて車輪の表面が少しずつ削り取られています。
非常ブレーキでロックした車輪は、レールとの摩擦で一部が削れて平坦な場所が出来たりしますが、それを修正するための設備です。
 
 
▲車輪旋盤
 
更に進んでいくと、電車のモーターが並んでいる所に出ました。
この程度の大きさのモーターで、あれだけの重さの車両が動くのか、と意外に思ってしまうほど小さい。
 
 
▲207系用(?)のモーター
 
 
▲モーターの中まで見られるのは、総合車両所ならでは
 
10:20
第1検修庫の東側へ出ました。

目の前にはお座敷列車「あすか」と播但線の103系電車が展示されていました。(正確には、展示されていたのはあすかだけで、103系はその後いなくなっていました。)
 
 
▲展示されていた「あすか」と、偶然止まっていた103系
 
第1検修庫の北側にも入れるようだったので、中へ入ってみることに。
そこは車体昇降装置のある場所でした。1編成の電車がまるごとジャッキアップ出来る設備です。
 
 
▲車体昇降装置で持ち上げられている321系
 
電車の車体底部をのぞき込める機会なんて、そうそうありません。というわけで、車体底部を撮影。
 
 
▲321系の底部(台車がはまる部分)
 
再び第1検修庫の東側へ出て、第3検修庫へ。
そこは、12月1日から運行を開始する新型新快速車両225系が展示されている場所です。
 
一時期、通勤で毎日通過している西明石駅に止まっていたので225系がどんな姿形をしているのかは知っていましたが、車内はどんな物か全く分かりません。
 
車内の見学待ちの列が出来ていましたが、運行開始より一足先に車内を見たいので、列に並んで車内へ入ってみました。
 
 
▲225系の運転席(魚眼レンズで撮影)
 
 
▲225系のトイレ周辺(ドアの縁や手すり、つり革が黄色で目立ち、トイレの入口は曲線になっている。また、321系と同様の液晶画面がある。)
 
第1検修庫と第3検修庫の間では、忘れ物の傘などが1つ¥100で販売されていました。一人で何本も傘を買う人が何人もいて、なかなか盛況でした。
その隣では、方向幕等の列車部品も販売されていました。
 
忘れ物も列車の部品も、自転車では持って帰るのが大変だし、部品を買うほど鉄道マニアでもないので、何も買いませんでした。
 
もう一度第1検修庫に戻ると、メリーさんの羊のメロディーが聞こえます。見ると、台車が勝手に動いているではありませんか。台車搬送ラインの警報音のようです。
 
近づいてよくよく見ると、レールから小さな黄色い突起が出ており、この突起が動いて台車を動かしているようです。
黄色い突起の可動範囲の外に台車が出ると、そこから先は人力で押して移動させていました。
 

2010年網干総合車両所一般公開(台車搬送ライン展示)
▲台車搬送ラインの様子(ピーピーと鳴っているのは、自動で台車を搬送する装置の警告音。その後台車を人力で移動させ、チェーンブロックで隣のラインに載せ替え、搬送ラインへ戻しています。)
 
車輪旋盤の前には、何やら人だかりが。
見ると、ドアが開いて何やら作業をしています。
 

2010年網干総合車両所一般公開(車輪旋盤の展示)
▲車輪旋盤での作業の様子(輪軸に何かを塗布しています)
 
せっかくの機会なので、魚眼レンズで第1検修庫内部の様子を撮影し、11:30に家路につきました。
 
 
▲第1検修庫内部の様子(輪軸検修ライン)(魚眼レンズで撮影)
 
 
▲第1検修庫内部の様子(奥が車体昇降装置)(魚眼レンズで撮影)
 
帰りにJR網干駅を見ると、225系が止まっていました。これは「試運転」となっています。
 
 
▲網干駅東側に止まっていた225系(試運転表示)(はりま勝原~網干間No.7岩ヶ坪踏切から撮影)