休みの日には、ポテトチップス1袋を昼食にすることもあるほど、ポテチは私の大好物です。
ポテチを食べながら映画のDVDを見たり、本を読んだりしているのですが、ポテチを触って塩やポテチのくず、油がたっぷりついた手でAV機器のリモコンを触ったり本のページをめくると、リモコンや本が汚れてしまいます。
それがイヤで箸を使ってポテチを食べることもあったのですが、Loftへ買い物に行ったときにポテチ専用のマジックハンドを見つけ、箸で食べるより面白そうと思って購入しました。
▲ポテチの手のパッケージ(ポテチを1枚つまんでいる様子をイメージした立体感のあるパッケージ)
▲ポテチの手
製品名:ポテチの手
メーカー:株式会社タカラトミー(日本)
定価:\699
備考:カラーバリエーションは3種類あり、ここで紹介している物はコンソメカラーです。
メーカー:株式会社タカラトミー(日本)
定価:\699
備考:カラーバリエーションは3種類あり、ここで紹介している物はコンソメカラーです。
見た目は単なる小さなマジックハンドですが、ポテチを食べるという目的を達成するために、面白い機能が付加されています。
▲ポテチの手の大きさはこんな感じ(写っているポテチは通常サイズの袋です)
例えば、普通のマジックハンドでポテチをつまむと、ポテチが割れる可能性があります。というのも、マジックハンドのボタンを押す力に比例して、マジックハンドの指が閉じる圧力が強くなるからです。微妙な力加減を維持するのは難しいので、ポテチの手には対象を割らないようクラッチ機構が付いています。
(それでも、大きく湾曲したポテチをつまむと割れることはあります)
(それでも、大きく湾曲したポテチをつまむと割れることはあります)
ボタンを押し込んで前後にスライドさせると、ポテチの手の指が左右にブルブルと振動します。これは、ポテチを食べる時、指が汚れてきたときに人間が行う動作の再現です。
ポテチの手の指先は接触していないので、ゴミを取る効果はほとんどありません(そもそも人間の指ほどゴミがつかない)が、何だかほほえましい機能で、ついつい意味もなくガチャガチャやってしまいます。
(実際は指先以外の部分もかなり汚れるので、指先のカスだけ落としても見た目は綺麗になりません)
他にも、卓上にポテチの手を置いたときに、転がって指先がテーブルに接触し、テーブルが汚れてしまうことを防ぐために、転がり防止と指先をテーブルから離すための突起もついています。
▲ポテチの手の手首部分に突起というか台座があり、写真の状態でテーブルに置くと転がることはない
ポテチを食べながらパソコンやAV機器のリモコンや本を触るときにキーボードやリモコン、本を汚さずに済む便利で楽しい製品ですが、ポテチをつまむという本来の機能が多少使いづらい。
開封直後、ポテチがたくさん入っている状態の袋にポテチの手を突っ込んだ場合は、適当にボタンを押すとポテチをつまみ出すことが出来るのですが、ポテチの量が減ってくると、むやみやたらにガチャガチャやってもポテチをつまめなくなってきます(空振りが増える)。
で、袋の中をのぞき込みながらポテチをつまもうとするわけですが、ポテチの手(の手の部分)自体が邪魔になりポテチが見づらく、指先を開くスプリングが弱いため、袋の内部に指が接触すると、指が閉じてしまいます。
ポテチの手は柄がさほど長くないので、袋の奥の方のポテチを取ろうとすると、ポテチの手を持った右手の甲が袋の内側に接触し、汚れてしまいます。
ただ、袋を全開にしてシート状に広げるとか、袋のまま食べず、お皿に移し替えるとかすれば解決できそうですね。
ポテチの手が売れているため、他のメーカーからもポテチを食べるための食器が色々と発売されています。
見た目のおもしろさではこのポテチの手がダントツですが、実用性では他の製品に軍配が上がりそうです。