Part 1の続き
8:59
「天神橋」交差点で国道250号線を渡ると、右前方に線路跡地と思われる砂利(バラスか?)の空き地があります。溝を越えるための小さな鉄橋跡(引き込み線のもの)もあり、国鉄清算本部の看板も残っています。
「天神橋」交差点で国道250号線を渡ると、右前方に線路跡地と思われる砂利(バラスか?)の空き地があります。溝を越えるための小さな鉄橋跡(引き込み線のもの)もあり、国鉄清算本部の看板も残っています。
▲天神橋交差点のすぐ南にある空き地が線路跡(左が飾磨港へ続く線路跡、右は新日鉄へ向かう引き込み線(鉄橋が残っている))
飾磨港線の廃線跡地はこの先で緩やかに左へカーブして飾磨港駅へ向かう形になっており、大半の跡地は柵で囲まれて残っています。
枕木やレールは残っていませんが、バラスと思われる砂利があったり、速度制限標識が残っている場所もあります。
柵で囲まれているということは立入禁止と考えるべきで、仕方なく線路跡地を右手に見ながら住宅街の中の路地を南下します(線路跡地の東側を進む)。
▲20kmと25km(左奥)の速度制限標識が残る場所(線路跡地は立入禁止)
やがて線路の左側を通っていた道は、上の写真の25km標識の場所で途切れてしまいました。細い道で線路を越えて右へ行くか、左の住宅街へ行くかのどちらかです。
途切れた道の続きを探すために、左へ迂回して進むことにしました。
神社の前を通って南へ進むと突き当たりになりましたが、右へ行くと線路跡地に出会いました。
今度は線路の右側に道があります。細い砂利道で、通って良いかどうか分かりませんが、先を見ると墓地があります。墓地へ行く道なら、誰が通っても良いだろうと思い、線路跡地の右側を進みます。
▲線路跡地の右にある道(?)
墓地の入口付近からは線路跡地に入れるのですが、仮に線路跡を辿って南へ進んでも、その先で道路に復帰できるか分からない(厳重な柵があるかも知れない)ので、線路跡地内には入らず、墓地の入口を過ぎてもまだ南へ延びる細い砂利道を進むことにします。
ちなみに、線路跡地の東側に、「旧国鉄飾磨線跡」と刻まれた新しい石碑が建っていました。
▲目立たない場所にある石碑
墓地を右に見ながら南へ進むと、すぐに森の中に入りました。浜手緑地です。涼しい。
浜手緑地の中を飾磨港線の跡地は通っているようです。が、歩道は跡地から離れてしまいます。
なるべく線路跡から離れないように南へ進むと、姫路港に続く太い道路にぶち当たりました。線路跡は左手方向にあるはずなので、左に曲がり、道路に沿って移動します。
なるべく線路跡から離れないように南へ進むと、姫路港に続く太い道路にぶち当たりました。線路跡は左手方向にあるはずなので、左に曲がり、道路に沿って移動します。
この太い道路は右へカーブしていくのですが、カーブの頂点付近で左手側に未舗装の駐車場が現れました。
場所と方向から考えて、間違いなく廃線跡地です。
場所と方向から考えて、間違いなく廃線跡地です。
▲浜手緑地を抜けてから出会った廃線跡地(駐車場になっている)
廃線跡地から離れずに進むため、Y字型の交差点で太い道路を離れ、国道436号線に入ります。
やがて廃線跡地は駐車場になり、飾磨臨海大橋をくぐった先でみなとドームに出会って廃線跡サイクリングは終了。
みなとドームの場所が、かつて飾磨港駅があった場所なのです。
▲みなとドーム
この後、飾磨臨海大橋に登って(歩道があるので、自転車で安全に通れます)景色を楽しみました。
▲飾磨臨海大橋から見た浜手緑地内の飾磨港線跡地
時計を見ると、まだ9:26。
どうせ家に帰っても暇なので、予定にはありませんでしたが、新日鉄の引き込み線跡も辿ってみることにします。
どうせ家に帰っても暇なので、予定にはありませんでしたが、新日鉄の引き込み線跡も辿ってみることにします。
Part 3へ続く