播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

iPod touchで名刺管理

私の場合、iPod touch(第2世代)をPDAとして使っています。つまり、iPod touchでスケジュールやToDo(しなければいけない作業)を管理するわけです。

 


▲私のiPod touch(第2世代)32GBモデル ケースには入れず、表面にinvisible SHIELDを貼って使っています。

 

スケジュール管理には、WindowsMobileのPDAを使っていた頃から愛用している「さいすけ」、ToDo管理にはアイコンがiPodに似合う「Todo(Appigo)」を使い、PCとの連携にはそれぞれ「Googleカレンダー」と「Toodledo」を使用しています。

 

GoogleカレンダーもToodledoも、Web上にスケジュールやToDoを保存できるので、ネット環境さえあればどこからでも予定や仕事の閲覧、入力が行えます(他のユーザと共有できるので、仕事で使うには便利)。これらの情報をiPod touchへダウンロードするために、無線LAN環境でiPod touchの「さいすけ」と「Todo」を起動して同期を取ります(同期させた後の予定や仕事の閲覧には、ネット環境は不要)。

 

スケジュールとToDo管理以外に、WindowsMobile搭載のPDAを電子辞書、単位換算、暇つぶし用のゲーム、、動画(録画したテレビ番組や映画)閲覧、手書きメモ、データ閲覧に使用していました。

 

iPodでも同じ事が可能で、電子辞書として使うために「iDic」(EPWING化したWikipediaと、書店で購入したDVD版広辞苑を入れています)と「i英辞郎」、「LONGMAN現代英英辞典」を入れ、単位換算ソフトとして「Measures」、ゲームとして「Bejeweled2」や「Labyrinth」等、動画再生はiPod touchの標準機能(PC側でiPod用に変換するために「TMPEGEnc MovieStyle」を使用)、手書きメモは「FastFinga」、データ閲覧には「Air Sharing」を使っています。

 

私の使い方ではこれで充分なんですが、iPodの活用方法を紹介しているサイトで「名刺管理」にiPod touchが使えると書かれているのを見て、(私の仕事では大して必要ではありませんが)やってみることにしました。実際は名刺管理ではなく、単なる名刺閲覧機能なんですが・・・。

 

方法は簡単で、適当なフォルダに名刺のスキャン画像を貯めておき、そのフォルダとiPod touchを同期させるだけ。
簡単ではありますが、名刺をスキャンするのは面倒です。ScanSnapや名刺管理用のスキャナを持っていれば楽かも知れませんが、私はフラットベッドスキャナしか持っていないので、地道にスキャンしました。

 

PCの任意のフォルダと同期させる他、PhotoshopElementsで作成したアルバム単位での同期も可能です。(私はこのアルバム機能で名刺の画像を管理しています。)

 


▲iPod touchとPC内のどの情報を同期するのかを選択する画面。PhotoshopElementsのアルバムが選べる。

 

一覧画面では、名刺の中央部分が正方形にトリミングされたものが縦5x横4の計20枚分が表示されます。
名刺のデザインによっては、肝心な名字の部分が見えなくなったりしますが、名刺のデザインや雰囲気は充分に分かるので、何となくデザインを覚えている名刺を探すのは、この一覧画面で充分です。

 

「携帯電話の電話帳機能で良いのでは?」と思われるかも知れませんが、「名前が思い出せない」時は、携帯電話の電話帳は役に立ちません。全件表示でずらっと名前を並べても、思い出せないものは探しようがないのです。

 

でも、名前や会社名が思い出せなくても、名刺のデザインは何となく覚えていたりします。そういう場合は、このような「名刺の画像を眺める」方法は非常に有効です。

 

iPod touchの画面は名刺のサイズに近いので、私の場合、画面で名刺を見ることに違和感は感じません。
拡大表示が可能なので、細かい文字が読めないという心配もありません。

 

私はPhotoshopElementsのアルバム機能を使っているため、画像の並び順を好きなように変えることが出来ます。PhotoshopElements側で、あらかじめ同じ会社の人たちの名刺を固めて並べておけば、後で探す時に便利です。

 

携帯電話の電話帳機能では、(登録が面倒なので)相手の氏名と電話番号しか入れていなかったりしますが、名刺なら会社の代表番号や住所なども分かります。名刺によっては顔写真もあったりしますから、iPod touchで名刺画像を持ち歩けば、携帯電話の電話帳機能と比較にならないほど多くの情報を持っていることになります。(携帯電話の名刺リーダー機能を使っていれば別ですが・・・)

 

名刺の枚数が増えてくると大変だと思われそうですが、ビジネスマンの方なら、手持ちの名刺の束を見てください。その中で、顔を思い出せる人は何人います?今後、連絡を取る必要がある人は何人います?
そう考えると、iPodに入れておく名刺の枚数が極端に多くなることはないと思いますから、iPod touchの写真閲覧機能を使うという方法で、(少なくとも私の場合は)実用性に問題はなさそうです。