わーさんからお誘いがあり、鳥取県の扇ノ山に登ることになりました。
ルートは、私の住む街と同じ名前の「姫路コース」でのピストン。
ルートは、私の住む街と同じ名前の「姫路コース」でのピストン。
予報では天気が今ひとつのようですが、早めに下山すれば大丈夫でしょう。
7:00
道の駅やまさきでわーさんとそのお友達のかずちゃんと待ち合わせ。
道の駅やまさきでわーさんとそのお友達のかずちゃんと待ち合わせ。
わーさんの運転で国道29号線を延々と北上し、戸倉トンネルを越えて鳥取県に入ります。
若桜鉄道の若桜駅を通り過ぎ、川を右手に見ながら国道29号線は大きく左にカーブします。その後小さな川を渡ると、「ふるさとの森公園」と書かれた公設の標識があるので、それに従って右折します。ここからは県道37号線。
若桜鉄道の若桜駅を通り過ぎ、川を右手に見ながら国道29号線は大きく左にカーブします。その後小さな川を渡ると、「ふるさとの森公園」と書かれた公設の標識があるので、それに従って右折します。ここからは県道37号線。
県道37号線は野々尾神社の先で大きく左に曲がります。道は直進と左折に分岐しているのですが、直進の方には「落石のため通行禁止」の看板が立っていて通れないようになっていますから、自然に左へ曲がる形になります。
細く曲がりくねった道で峠を越え、下りきると丁字路に突き当たります。これを右へ進むと、今回の登山口である姫路登山口へ行くことが出来ます。
ここから先の道は、地形図を見て下さい。
9:00
姫路公園前にいた親切なおじさんに道を教えていただき、姫路登山口の駐車場(地図中「P」)にたどり着きました。
姫路公園前にいた親切なおじさんに道を教えていただき、姫路登山口の駐車場(地図中「P」)にたどり着きました。
9:05
GPSの電源を入れて出発。
小雨が降っていますが、暑いし中国自然歩道だから整備されているだろうと思って、雨具は着ずに傘を差して歩くことにしました。
GPSの電源を入れて出発。
小雨が降っていますが、暑いし中国自然歩道だから整備されているだろうと思って、雨具は着ずに傘を差して歩くことにしました。
駐車場から少し東へ歩くと、大きな案内看板の立った姫路登山口です(地図中「姫路登山口」)。
序盤はなかなか雰囲気の良い渓流沿いのなだらかな小道です。
何度も沢の左岸と右岸を行ったり来たりしますが、徒渉地点だけでなく、きれいな木製の橋がかかっている場所もあります。
9:20頃
なだらかな小道でしたが、いよいよ尾根に取りつきます。
なだらかな小道でしたが、いよいよ尾根に取りつきます。
尾根道はかなり急で、雨のため滑りやすくなっているところもありました。慎重に一歩一歩進みます。
さすがにバテてきたので、わーさんの提案で一休み。
私たちが登る前日(9/14)、OAPさん達一行が扇ノ山山頂小屋に泊まっているので、ひょっとしたら出会えるかも、ということで無線で呼んでみることにしました。
私たちが登る前日(9/14)、OAPさん達一行が扇ノ山山頂小屋に泊まっているので、ひょっとしたら出会えるかも、ということで無線で呼んでみることにしました。
やはりというかさすがというか、歩く無線機MXFさんが最初に応答して下さいました。
OAPさんは「ふるさとの森コース」で下山とのことで私たちとは会うことが出来ませんでしたが、MXFさん、GTRさん、LWZさんが私たちと同じ姫路コースで下山とのこと。
OAPさんは「ふるさとの森コース」で下山とのことで私たちとは会うことが出来ませんでしたが、MXFさん、GTRさん、LWZさんが私たちと同じ姫路コースで下山とのこと。
9:30頃
下山されてきたMXFさん一行と出会ってご挨拶。
下山されてきたMXFさん一行と出会ってご挨拶。
9:45頃
上半身(特に首から上)から汗をボタボタ垂らしながら、わーさんとかずちゃんの後を追いかけるように登っていましたが、ようやく斜度が緩くなってきました。
道の両脇にブナが目立ってきます。
上半身(特に首から上)から汗をボタボタ垂らしながら、わーさんとかずちゃんの後を追いかけるように登っていましたが、ようやく斜度が緩くなってきました。
道の両脇にブナが目立ってきます。
9:50
1150m標高点付近で、「名勝 檜蔵」と書かれた古い道標に出会いました。
檜蔵とは、やまあそさんのレポートでも紹介されていた大岩です。この道標のある分岐から見えています。登山道から数十メートルの距離しか離れていないので、どんなものか様子を見に行くことに。
1150m標高点付近で、「名勝 檜蔵」と書かれた古い道標に出会いました。
檜蔵とは、やまあそさんのレポートでも紹介されていた大岩です。この道標のある分岐から見えています。登山道から数十メートルの距離しか離れていないので、どんなものか様子を見に行くことに。
まるで石垣のように整然と3つの大岩が積まれているように見えます。両脇は断崖絶壁。
登ってみるとそれなりの展望を楽しめるそうですが、私たちの運動神経では危なそうなので、岩を見るだけにしておきました。
登ってみるとそれなりの展望を楽しめるそうですが、私たちの運動神経では危なそうなので、岩を見るだけにしておきました。
姫路コースの後半は、ず~っと丸太階段が続きます。
登っても登っても階段。
登っても登っても階段。
10:15
もういい加減丸太階段に飽きた頃、ようやく山頂の避難小屋が見えました。
山頂に到着。
もういい加減丸太階段に飽きた頃、ようやく山頂の避難小屋が見えました。
山頂に到着。
避難小屋の前には、ベンチもあります。
雨はほとんど気にならないレベルですが、食事は小屋の2階で食べることにしました。
ちょっと早いですが昼食。
私のメニューは、米軍のMREレーション(TYPE XXV Menu No.3 Beef Ravioli)。水を入れると化学反応で温まるヒーターを使うので、火器が要りません。が、今回のレーション付属のヒーターは大ハズレ。全然温まりませんでした。
私のメニューは、米軍のMREレーション(TYPE XXV Menu No.3 Beef Ravioli)。水を入れると化学反応で温まるヒーターを使うので、火器が要りません。が、今回のレーション付属のヒーターは大ハズレ。全然温まりませんでした。
食事の後は小屋の2階からの展望を楽しみます。
山頂周辺は木々が生長しているので、小屋前のベンチでは展望が楽しめません。しかし、小屋の2階からなら、なかなかの展望が楽しめます。
山頂周辺は木々が生長しているので、小屋前のベンチでは展望が楽しめません。しかし、小屋の2階からなら、なかなかの展望が楽しめます。
今日は天気が悪かったのですが、氷ノ山はくっきりとその姿を望めましたし、双眼鏡を使えば山頂の避難小屋もはっきり見えます。
鳥取市街は、霞んでいましたがうっすらと見ることが出来ました。
鳥取市街は、霞んでいましたがうっすらと見ることが出来ました。
この小屋はひじょうにきれいで快適です。
さっきまでよく見えていた氷ノ山がガスに包まれて見えなくなってしまいました。
そろそろ天気がやばいかな。
そろそろ天気がやばいかな。
11:30
1時間以上小屋の中でくつろぎ、下山開始。
1時間以上小屋の中でくつろぎ、下山開始。
登ってきたルートと同じルートで下山。
登るときに苦しまされた尾根の急登は、下山時はズルズルと滑りやすく、やっぱり苦しまされます。
登るときに苦しまされた尾根の急登は、下山時はズルズルと滑りやすく、やっぱり苦しまされます。
12:10
駐車場に到着。
駐車場に到着。
ちなみに、気温や湿度は下のグラフのような感じでした。
鳥取の山なんて、自分一人では絶対に行こうとは思いませんでしたが、誘って頂いたわーさん、かずちゃん、今日はありがとうございました。