播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

Pentaxの防水デジカメ:W60

2008年8月現在、私が山に持って行っているデジカメです。
私が山歩きを始めてから4台目のコンパクトデジカメ。

 


 

メーカー:PENTAX
製品名:Optio W60
画素数:約1000万
メディア:SD/SDHCカード
耐候性:4m防水!(水中使用可能!)摂氏 -10度
価格:2008年8月現在30,000円前後。

 

完全防水で氷点下の気温にも耐える構造なので、山で使うには最適かな。
私はペンタックスの初代Optio WPからずっとこのシリーズを使っているので、操作を覚え直す必要は全くありません。私にとっては非常に使いやすいデジカメです。

 

今まで使っていた防水デジカメ(Optio W20)は山の中で何度も落っことしたため、筐体が傷だらけ。
見た目にもみすぼらしいし、落下による衝撃や経年劣化で防水性能が無くなっているかも、と考えてW60に買い換えました。

 

W20の前に使っていたOptio WPにはパノラマ撮影モードがありました。
これは、撮影した写真の端が半透明で液晶ディスプレイに残るというモードで、端を重複させて撮影する必要のあるパノラマ写真を撮るには非常に便利な機能でした。ところが、W20ではその機能がなくなっていました。

 

W60ではどうかなと思ったら、しっかり復活しています。しかも、3枚までの写真ならカメラ本体が連結し、1枚のパノラマ写真を作ってくれるという風に機能がアップしています。
私の場合は画像連結用のソフトを使っているので、カメラに結合してもらう必要はないのですが・・・。
手軽にパノラマ写真を作りたい人にとっては便利かも知れませんが、3枚目を取り終わった時点で自動的に写真の連結が始まってしまうのは、私にとっては逆に迷惑です。
というわけで、せっかく復活した機能ですが、パノラマ作成用の写真を撮るときに私がこの機能を使うことはなさそうです。

 

他にも、W20と違うところが見られます。たとえばバッテリーカバーのロック機構。
WPやW20では、バッテリーカバーを閉じた後、手動でロックスイッチを動かす必要がありました。ところが、W60はバッテリーカバーを閉じると同時にロックがかかるようになっています。

 


▲バッテリーカバー(カバー中央の小さな灰色のボタンのようなものがロックスイッチ)

 

便利なように思えるのですが、バッテリーカバーが開けにくい・・・。
ロックスイッチにはバネのテンションがかかっていて、常にロック側に押しつけられています。バッテリーカバーを開くには、この小さなロックスイッチを解除側へ押さえながらカバーをスライドさせないといけません。

 

文句ばかり書いていますが、初代Optio WPから変わらない操作性の良さ、そして無骨さも感じさせる、私好みのシンプルなデザインが凄く気に入っています。

 

今回は、今までの教訓からデジカメ本体を保護するための専用プロテクタージャケット(¥1,800)も購入しました。

 



▲プロテクタージャケットを装着した状態

 

これで本体はしっかり保護されるので、山歩きの最中に落っことしても大丈夫かな。

 

実際、自衛隊の護衛艦で体験航海に参加させて頂いた時も、ストラップで手首にぶら下げていたW60を艦内であちこちにぶつけましたが、プロテクタージャケットのおかげで無傷。

 

液晶ディスプレイは、以前紹介した「Invisible Shield」(W60用は2008年8月現在売られていないので、W30用で代用)で保護しています。

 

純正の予備バッテリーも1つ購入。

 

このW60とは長いつきあいになりそうです。