アウトドア好きの方によく選ばれている腕時計として思いつくのは、G-SHOCKかPROTREKでしょうか。
しかし、そのデザインと使いやすさから、私はずっとSUUNTOの製品を愛用しています。
しかし、そのデザインと使いやすさから、私はずっとSUUNTOの製品を愛用しています。
初代はVector、2代目はAdvizor、3代目はX9Mi、そして現在愛用している4代目は「CORE」です。
Coreは、機能的にはVectorに近いのですが、高度計がVectorの5メートル単位から1メートル単位になり、見た目がよりシンプルになっています。最低限の情報しか表示されない液晶は、素っ気ないですが情報を読み取りやすい。
SUUNTOのCOREには材質やデザイン違いで6種類のラインナップがあります(値段も違う)。
私が選んだのは、(本体が)もっとも地味なBlack Orange。これに付属していたオレンジ色のウレタンストラップが気に入らなかったので、すぐに黒いストラップに交換しました。これで、反転液晶と黒い本体、黒いストラップというミリタリースタイルに変身。この色合いが私の好みです。
私が選んだのは、(本体が)もっとも地味なBlack Orange。これに付属していたオレンジ色のウレタンストラップが気に入らなかったので、すぐに黒いストラップに交換しました。これで、反転液晶と黒い本体、黒いストラップというミリタリースタイルに変身。この色合いが私の好みです。
▲本来はオレンジ色のストラップが付属していましたが、すぐに汚れそうだし色が気に入らないので、黒色のストラップに換装しています。これで全体が落ち着いた色調になりました。ちなみに、ラグ幅は24mmです。24mm幅のストラップを持っていないので、20mmのを使っています。ちょっとグラグラと動きますが、手首に装着すれば(私の場合)あまり気になりません。(注:Black YellowとLight GreenのCoreには、ラグがありません。ラグを手に入れるために、オプションのストラップを購入する必要があります。)
製品名:Core Black Orange
メーカー:SUUNTO(フィンランド)
サイズ:50×50×15mm(カタログ値)
重量:63g(カタログ値)
耐候性:30m防水
国内定価:\44,000
メーカー:SUUNTO(フィンランド)
サイズ:50×50×15mm(カタログ値)
重量:63g(カタログ値)
耐候性:30m防水
国内定価:\44,000
従来の機種と同様に、電池交換はユーザが行えます。
防水性は低いですが、電池とコインさえあれば山でも家でも電池が交換できるのは嬉しい。
今まで使っていたSUUNTOの腕時計はX9Miを除いて30m防水でしたが、浸水の被害を受けたことはありませんから、「30m防水」という耐候性は不安材料にはならないと思います。(ただし、釣りやマリンスポーツをする人の場合は、用心した方が良いかも知れません)
今まで使っていたSUUNTOの腕時計はX9Miを除いて30m防水でしたが、浸水の被害を受けたことはありませんから、「30m防水」という耐候性は不安材料にはならないと思います。(ただし、釣りやマリンスポーツをする人の場合は、用心した方が良いかも知れません)
操作は、本体の周囲にある5つのボタンで行います。
本体の左には2つのボタン、右には3つのボタンが付いています。右の真ん中にあるボタンがモード切替。
これを押す度に「時計」→「高度・気圧」→「コンパス」という順でモードが切り替わります。残念ながらモード切替は一方通行で、逆順に選ぶことは出来ません。
右側の上下にあるボタンは、値の増減や項目移動に使用します(X9Miでは、右側上下ボタンでモードの切り替えを行っていました。あれは便利でしたが、最新モデルであるCOREで採用されなかったのは残念)。
本体の左には2つのボタン、右には3つのボタンが付いています。右の真ん中にあるボタンがモード切替。
これを押す度に「時計」→「高度・気圧」→「コンパス」という順でモードが切り替わります。残念ながらモード切替は一方通行で、逆順に選ぶことは出来ません。
右側の上下にあるボタンは、値の増減や項目移動に使用します(X9Miでは、右側上下ボタンでモードの切り替えを行っていました。あれは便利でしたが、最新モデルであるCOREで採用されなかったのは残念)。
Vectorと同様の機能ですから、特別多機能というわけでもなく、操作を覚えるのにさほど苦労はしないでしょう。
COREで追加された新機能に「ボタンロック」があります。
Vectorを使っている方は分かると思いますが、ボタンが手の甲に当たって勝手にモードが切り替わることがよくありました。それを防ぐための機能で、右下ボタンを長押しすると画面にカギのアイコンが表示され、ボタン操作が無効になります(解除も右下長押し)。これは便利。
Vectorを使っている方は分かると思いますが、ボタンが手の甲に当たって勝手にモードが切り替わることがよくありました。それを防ぐための機能で、右下ボタンを長押しすると画面にカギのアイコンが表示され、ボタン操作が無効になります(解除も右下長押し)。これは便利。
今までずっとSUUNTOの時計を使っていたので機能や操作には慣れています。そのため、使ってみて特に大きな不満はありません。ただし、モードに関して納得できない点が一つ。
COREでは、Vectorで別モードになっていた高度と気圧が同じモードになっており、状況に応じて手動または自動で切り替えるようになっています。この切り替え操作が面倒なのです(マニュアルでは手動切り替えが勧められている)。モードボタンの長押しで設定メニューを出し、階層をいくつかたどっていく必要があります。何故こんな仕様にしたのか、甚だ疑問です。
しかも、気圧表示モードにしたときに表示されるのは、現在地の気圧ではなく「海面気圧」です。
内蔵センサーで気圧を測定し、高度計モードで設定された現在地の標高をもとにして海面気圧を計算し、その数値を液晶画面に表示しています。センサーが検知している値をそのまま表示すれば良いのに・・・。
COREでは、Vectorで別モードになっていた高度と気圧が同じモードになっており、状況に応じて手動または自動で切り替えるようになっています。この切り替え操作が面倒なのです(マニュアルでは手動切り替えが勧められている)。モードボタンの長押しで設定メニューを出し、階層をいくつかたどっていく必要があります。何故こんな仕様にしたのか、甚だ疑問です。
しかも、気圧表示モードにしたときに表示されるのは、現在地の気圧ではなく「海面気圧」です。
内蔵センサーで気圧を測定し、高度計モードで設定された現在地の標高をもとにして海面気圧を計算し、その数値を液晶画面に表示しています。センサーが検知している値をそのまま表示すれば良いのに・・・。
しかし、COREには大きくて見やすい画面と単純明快な操作、必要十分な機能が揃っています。
多少の不満(ラインナップが派手なデザインばかり、高度・気圧切り替えが面倒、ボタンの役割を表示する刻印が無い)はありますが、SUUNTOらしい良い時計だと思います。
多少の不満(ラインナップが派手なデザインばかり、高度・気圧切り替えが面倒、ボタンの役割を表示する刻印が無い)はありますが、SUUNTOらしい良い時計だと思います。
おまけ(液晶のコントラスト調節方法)
他ブランドを愛用している方から見ると、液晶画面の見にくさも欠点になるかも知れません。
ずっとSUUNTO製品を使っていると気にならないはずですが、今回購入したCOREは液晶のコントラストが低く、SUUNTO好きの私でもちょっと腹が立つほど読み取りにくい状態でした。
ところが、マニュアルを見てもコントラストの調整方法は載っていません。こんな時はWebで対策を探すのが一番手っ取り早いと思い、Google検索。
すると、やはり海外のサイトで対策を発見。日本語のサイトでは見つけられませんでしたが、私の検索方法がまずかったのかな。
他ブランドを愛用している方から見ると、液晶画面の見にくさも欠点になるかも知れません。
ずっとSUUNTO製品を使っていると気にならないはずですが、今回購入したCOREは液晶のコントラストが低く、SUUNTO好きの私でもちょっと腹が立つほど読み取りにくい状態でした。
ところが、マニュアルを見てもコントラストの調整方法は載っていません。こんな時はWebで対策を探すのが一番手っ取り早いと思い、Google検索。
すると、やはり海外のサイトで対策を発見。日本語のサイトでは見つけられませんでしたが、私の検索方法がまずかったのかな。
それによると、手順は次の通り。
1.モード選択(右中央)ボタン以外の4つを同時に押し、そのまま4つとも押し続ける。すると、画面にSUUNTOと表示される。
2.SUUNTOのロゴは数秒で消えるので、ロゴが表示されている間に左上ボタンを長押しする。(SUUNTOロゴが消えた場合は、左上ボタンを短く押すと再び表示される。)
3.表示されるメニューから「contrast」を選び(右上下ボタンで選択)、右中央ボタンで決定。
4.右上下ボタンでコントラストを変更する(数字を変える)。
5.見やすいコントラストに設定できたら、左下ボタンを押し、次に左上ボタンを押す。これでコントラストの調整は完了。
1.モード選択(右中央)ボタン以外の4つを同時に押し、そのまま4つとも押し続ける。すると、画面にSUUNTOと表示される。
2.SUUNTOのロゴは数秒で消えるので、ロゴが表示されている間に左上ボタンを長押しする。(SUUNTOロゴが消えた場合は、左上ボタンを短く押すと再び表示される。)
3.表示されるメニューから「contrast」を選び(右上下ボタンで選択)、右中央ボタンで決定。
4.右上下ボタンでコントラストを変更する(数字を変える)。
5.見やすいコントラストに設定できたら、左下ボタンを押し、次に左上ボタンを押す。これでコントラストの調整は完了。
この操作はCOREだけでなくLUMIでも使えるそうです。
コントラスト調整以外にファームウェアのバージョン確認、気圧センサーの値も確認できますが、何かあると困るので、コントラスト以外の項目はいじらない方が良いでしょう。
最初に4つのボタンを同時押しするのが難しいかも知れませんが、後は簡単です。
ただし、注意点が一つ。この操作を行うと、ログや各種設定が初期化される恐れがあるとのこと。確かに、私のCOREでこの操作を行った後は、電子コンパスのキャリブレーションが必要になりました。
ただし、注意点が一つ。この操作を行うと、ログや各種設定が初期化される恐れがあるとのこと。確かに、私のCOREでこの操作を行った後は、電子コンパスのキャリブレーションが必要になりました。
高度計と気圧計の切替の手間はどうしようもありませんが、液晶表示のコントラストについては上の操作である程度改善できます。
もしCOREをお持ちでコントラストの調節方法をご存じなかった方は、ログや設定が消えても良い状態にしてから一度お試し下さい。
もしCOREをお持ちでコントラストの調節方法をご存じなかった方は、ログや設定が消えても良い状態にしてから一度お試し下さい。