本日は「わーさん」のお誘いで、以前途中で撤退した「戸倉峠~三の丸」ルートに再挑戦してきました。わーさんのサイトはこちら。
スノーシューを履いての長いルートで疲れましたが、すばらしい景色を目にすることが出来、天気もまずまずで大成功のスノーシューハイクとなりました。
7:00
国道29号線沿い、山崎市街にある「道の駅やまさき」でわーさんと合流し、いつもの通りわーさんの車に乗せて頂いて新戸倉トンネルに向かいます。
国道29号線沿い、山崎市街にある「道の駅やまさき」でわーさんと合流し、いつもの通りわーさんの車に乗せて頂いて新戸倉トンネルに向かいます。
国道29号線を北上し、新戸倉トンネルに入る直前の分岐を右へ入ります。
これは旧戸倉トンネルに通じている道です。入口付近が除雪されていたので、そのまま車で入れるのかと思いましたが、最初のヘアピンカーブで除雪は終了。そこに車を置いて準備を整えます。
これは旧戸倉トンネルに通じている道です。入口付近が除雪されていたので、そのまま車で入れるのかと思いましたが、最初のヘアピンカーブで除雪は終了。そこに車を置いて準備を整えます。
8:00
除雪終了地点(地図中「P」)で準備を整え、スノーシューを履いて出発。
ここでわーさんが驚いて声を上げました。見ると、雪があるのはヘアピンカーブ部分のみ。その先はアスファルトの路面が見えています。しかし、スノーシューを脱ぐのが面倒なので、道の脇に積もった雪の上を歩いていきます。
しかし、道の脇の雪も無くなり、仕方なく私はスノーシューを、わーさんはテレマークスキーを脱いでザックにくくりつけます。
除雪終了地点(地図中「P」)で準備を整え、スノーシューを履いて出発。
ここでわーさんが驚いて声を上げました。見ると、雪があるのはヘアピンカーブ部分のみ。その先はアスファルトの路面が見えています。しかし、スノーシューを脱ぐのが面倒なので、道の脇に積もった雪の上を歩いていきます。
しかし、道の脇の雪も無くなり、仕方なく私はスノーシューを、わーさんはテレマークスキーを脱いでザックにくくりつけます。
道路が西向きになってきた頃、突然道が雪に覆われます。前に来たときほどではありませんが、数十センチの締まった雪が積もっています。アスファルトの路面はまったく見えないので、再びスノーシューを装着。
8:29
旧戸倉トンネルの脇を通過。
このトンネルの手前で道が二手に分かれています。これを右に進むと旧トンネルで行き止まり。左に進むと、地形図の実線道です。
旧戸倉トンネルの脇を通過。
このトンネルの手前で道が二手に分かれています。これを右に進むと旧トンネルで行き止まり。左に進むと、地形図の実線道です。
8:58
曲がりくねった細い林道をのんびり歩き、戸倉峠を通過。
峠の先で道は二股に分岐しています(地図中「林道分岐」)。今回は三の丸を目指すので、この分岐は右に進みます。
曲がりくねった細い林道をのんびり歩き、戸倉峠を通過。
峠の先で道は二股に分岐しています(地図中「林道分岐」)。今回は三の丸を目指すので、この分岐は右に進みます。
9:18
やがて前回尾根に取り付いた、広くてなだらかな谷間に来ました。(地図中「前回の取り付き」)
やがて前回尾根に取り付いた、広くてなだらかな谷間に来ました。(地図中「前回の取り付き」)
今回は、「山登りを楽しもう!」のkokoさんが3月22日に歩かれたルートのまねをして、もっと林道を歩いてから尾根に乗ることにします(kokoさんのサイトはこちら)
ここまでは前回と同じルートなので写真は省略します。
雪に覆われた林道を北へ北へと進みます。地形図を見て分かるとおり、林道の斜度は非常に緩やか。
雪も締まっているため、スノーシューで快適に歩けます。(壺足でも問題ないくらいですが、スノーシューの方が潜り方が均一で楽に歩ける)
雪も締まっているため、スノーシューで快適に歩けます。(壺足でも問題ないくらいですが、スノーシューの方が潜り方が均一で楽に歩ける)
9:51
kokoさんが尾根に取り付いたと思われる地点に到着。ここには、木の枝に黄色いテープのマーキングがありました。
ここから尾根に取り付きます。
kokoさんが尾根に取り付いたと思われる地点に到着。ここには、木の枝に黄色いテープのマーキングがありました。
ここから尾根に取り付きます。
植林の中のやや急な斜面です。
このつまらない急斜面も10分ほどで終わり、稜線に出ました。
ここからは、県境沿いに尾根を歩きます。
無雪期は笹藪らしく、雪の上に笹が所々顔を出しています。
無雪期は笹藪らしく、雪の上に笹が所々顔を出しています。
稜線上のアップダウンは地形図でも等高線の間隔が広いのでよく分かりますが、平坦とまでは行かないまでも、かなり緩やかです。
この尾根は、県境沿いに自然林が帯状に残っており、その両側が植林になっています。
自然林の真ん中を歩けば県境を外れないのですが、地形がなだらかで尾根の形がわかりにくいのが難点です。
自然林の真ん中を歩けば県境を外れないのですが、地形がなだらかで尾根の形がわかりにくいのが難点です。
前半は樹氷がなかったのですが、三の丸に近づくにつれて樹氷が増えてきます。
三の丸が近づく頃に見られる樹氷はまるで満開の桜の木のよう。わーさん曰く「花見ができるな」。
三の丸が近づく頃に見られる樹氷はまるで満開の桜の木のよう。わーさん曰く「花見ができるな」。
そして、標高1350m付近からはすばらしい大雪原が目の前に広がります。
木が一本もなく、何もかもが雪の下に埋もれた真っ白な大地。真っ白い砂漠のような光景です。
木が一本もなく、何もかもが雪の下に埋もれた真っ白な大地。真っ白い砂漠のような光景です。
雪の状態は、外はサクサク中はしっとり。しかし、場所によっては最近積もったばかりの新雪が数センチあり、バフボフというあの感触を楽しめます。
嬉しくなってついつい張り切ってしまい、大雪原の斜面を一気に登ろうとして途中で何度かバテてしまいましたが、テレマークスキーを履いてジグザグに登ってくるわーさんを待って息を整え、三の丸に到着。
12:05
三の丸避難小屋に到着。小屋の中に入るとせっかくの展望が台無しなので、小屋の外で昼食を食べることにします。
本日のメニューはコンビニおにぎりx2。私にしては珍しいですが、荷物を軽量化するための苦肉の策。
三の丸避難小屋に到着。小屋の中に入るとせっかくの展望が台無しなので、小屋の外で昼食を食べることにします。
本日のメニューはコンビニおにぎりx2。私にしては珍しいですが、荷物を軽量化するための苦肉の策。
食事をしていると、小野から来られたという単独男性(私たちのトレースをたどって来られたとのこと)に出会い、さらにテレマークスキーヤー3名が通り過ぎ、さらに別のテレマークスキーヤーのグループが来られました。このグループは、私たちの横で食事。
さらに、三の丸の展望台を見ると、どこから登ってこられたのか分かりませんが、中年女性ハイカーのグループも見えます。
積雪期でもこんなにたくさんの人に会い、氷ノ山の人気の高さに驚かされました。
さらに、三の丸の展望台を見ると、どこから登ってこられたのか分かりませんが、中年女性ハイカーのグループも見えます。
積雪期でもこんなにたくさんの人に会い、氷ノ山の人気の高さに驚かされました。
積雪期の兵庫県最高峰ということもあり、登ってこられる方はまともな装備をお持ちです。
私はスキーヤーの方にMSRのドラゴンフライを見せてもらい、わーさんはスキー板を見せてもらい、各自興味のある分野で交流を図りました。
私はスキーヤーの方にMSRのドラゴンフライを見せてもらい、わーさんはスキー板を見せてもらい、各自興味のある分野で交流を図りました。
13:00
あっという間に1時間近くが経ち、下山開始。小野からの単独男性も一緒に下山することになりました。
あっという間に1時間近くが経ち、下山開始。小野からの単独男性も一緒に下山することになりました。
15:27
自分たちのトレースを忠実にたどり、駐車場所に到着。やはり下りは速い。(私の下るペースが速すぎたようで、わーさんと小野の方に迷惑をかけてしまいました。)
自分たちのトレースを忠実にたどり、駐車場所に到着。やはり下りは速い。(私の下るペースが速すぎたようで、わーさんと小野の方に迷惑をかけてしまいました。)
いつもいつもお世話になっているわーさん、すばらしい風景を見せていただき、ありがとうございました。