播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

愛用しているアドエス(PHS)と周辺機器

今回紹介するのは、私が愛用しているPHSです。

 


メーカー:SHARP(日本)
製品名:WS011SH
OS:Microsoft Windows Mobile 6 Classic 日本語版
ディスプレイ:ワイドVGA(800×480ドット) 3型 65,536色
メモリ:フラッシュメモリー 256MB/SDRAM 128MB(ワークエリア)
CPU:Marvell PXA270 プロセッサ 520MHz
カードスロット:microSD(2GBまで)
その他インターフェイス:miniUSB(ABタイプ)x1、平形イヤホンポートx1、赤外線ポート
重量:157g(カタログ値)

 

PHSというよりも、PDAに通信機能を持たせた機械と言った方が良いかも知れません。
これまで私が使用してきたPDAは通信機能が外付けで不便でしたので、今まで利用していた通信カードをこのPHS(Advanced W-ZERO3 [es]、略してアドエス)に機種変更しました。

 

電話機として見ると、時々固まったりバッテリーの持ち時間が短かったりし、信頼できる電話機として使うのは難しいのですが、PDAとして見ると、通信機能が内蔵されており、解像度もメモリ容量も十分、キーボードまで内蔵されていて、文句のつけようがありません。(多少の動作のモッサリ感や不安定さは、今までPDAを愛用していましたから気になりません。)

 


▲PDAのソフトキーボードが使いづらかったので、ハードウェアキーボードが内蔵されているのは嬉しい。手の大きさによると思いますが、十分打ちやすいです。

 

アドエスの機能については他の方々がたくさんWeb上に情報を公開されていますので、それらをご参照下さい。

 

ここでは、私がアドエスとともに持ち歩いているアクセサリ類を紹介します。

 


▲鞄に入れているアクセサリ類

 

上の写真の左上から右へ向かって
USB→有線LAN変換アダプタ、Bluetooth GPSモジュール、GPSモジュール用予備バッテリー
アドエス本体の左から右へ向かって
巻き取り式USBケーブル、Bluetoothアダプタ(ケーブルの下)、アドエス本体、アドエス専用ワンセグチューナー、Bluetooth キーボード
最下段
アドエス用予備バッテリー

 

有線LANの変換アダプタはBUFFALOの「LUA-KTX」です。USBポートの形が合わないため、巻き取り式のUSB変換ケーブルを購入して接続しています。
これがあれば、ホテルなど情報コンセントのある場所では快適に通信できます。有線なのに無線LANより通信速度が遅いのですが、PHS回線を使うときに比べると非常に快適です。

 


▲アドエスで有線LANを使うときのスタイル。

 

GPSモジュールはUSB接続のものが発売されるようですが、外付けであんなものをつなぐと見た目が格好悪いし、出っ張った部分を何かにぶつけてUSBソケット部が壊れそう。
というわけで、私はノキア製Bluetooth接続のGPSモジュール「LD-3W」を使用しています。これを鞄の中に入れておけば、アドエスに小さなBluetoothアダプタを挿しておくだけでGPS機能が利用できます。

 


▲アドエスで昭文社「Pocket Mapple Digital」(アドエスには付属していません)を起動し、GPSを有効にした状態の写真。見知らぬ土地を歩くときには凄く便利。(赤い点線が歩いた軌跡、赤丸の中心が現在地、三角形が指しているのが進行方向。)岡山の法界院駅から自衛隊の三軒屋駐屯地まで歩いたときにキャプチャした画像です。)

 

Garmapce(地形図表示、GPSによる現在地表示をするソフト)をインストールしているので、非常時には山の中でもナビとして使えます。(バッテリーの持続時間の関係で、ずっとGPSをオンにしておくのは無理だと思います。あくまでも非常用。)



専用ワンセグチューナーは、接続するとちょっと大げさになるので、ほとんど使っていません。

 


▲専用ワンセグチューナーを接続した状態。チューナー本体にイヤホンを差し込むので、実際はもっと大げさになる。

 

GPSモジュールのところで触れたBluetoothアダプタは、こんな感じでアドエスにささります。
本当はBluetooth機能も内蔵して欲しかったなぁ。

 


▲メーカー推奨のBluetoothアダプタを接続した状態。この状態でキーボードを開くことも出来ます。

 

Bluetoothアダプタの使い道は、GPSだけではありません。私の場合は、フルサイズキーボードを使いたいときにも利用します。

 


▲Bluetooth接続の折りたたみ式キーボード。

 


▲使用時の状態。

 

私が使用しているBluetoothアダプタ、GPSモジュール、キーボードはすべて日本の技適証明を取得していますので、電波法の問題はありません。

 

ソフトのインストールで機能を増やしたり既存の機能を改善したり、上に挙げたような機器類との組み合わせで多機能化できるのがPDAの良いところです。(←PHSというより、アドエスはPDAだと私は思っています。)

 

アドエスが安定して動いてくれて、建物の中でもしっかり着信してくれるなら、制限の多い(機械としてつまらない)普通の携帯電話なんてとっとと解約するのですが、Windows Mobileを搭載している機器の宿命である「動作の不安定さ」がどうにも出来ないので、アドエスをメインの電話機として使えません。
良い端末なのにもったいない。