(注)英語では水筒もハイドレーションになってしまいますが、ここでは英語で言うハンズフリー・ハイドレーション・システムのことを単にハイドレーションシステム、またはハイドレーションと呼ぶことにします。
山歩きにハイドレーションシステムは非常に便利ですが、手入れが面倒です。
ハイドレーションシステムをお持ちでない方はご存じないかも知れませんが、あれは一度使用すると、次の週に山へ行くときにまだホース内が濡れているということもあるのです。
リザーバ(水タンク)は早く乾くのですが、ホース内はなかなか乾きません。(私の場合はエアダスターでホースの中の水をある程度吹き飛ばしてから干しています)
リザーバ(水タンク)は早く乾くのですが、ホース内はなかなか乾きません。(私の場合はエアダスターでホースの中の水をある程度吹き飛ばしてから干しています)
抗菌加工がされていないハイドレーションシステムだと、濡れたまま長期間保管するとカビが生えたりするようです。
また、水以外のもの(スポーツドリンクなど)を入れると、数週間たっても臭いが取れません。たまに水を入れると、スポーツドリンクの臭いがついているのに無味の水を飲む羽目になります。
私の場合はいつもスポーツドリンクを入れているので、臭いはまったく気になりませんが。
また、水以外のもの(スポーツドリンクなど)を入れると、数週間たっても臭いが取れません。たまに水を入れると、スポーツドリンクの臭いがついているのに無味の水を飲む羽目になります。
私の場合はいつもスポーツドリンクを入れているので、臭いはまったく気になりませんが。
「手入れの大変さがハイドレーションシステムのユーザの苦痛になっている」と或るメーカーが考え、手入れ不要の「使い捨て」ハイドレーションシステムを販売しています。
▼これがリザーバ(英語読みだとレザヴォア)。
製品名:HydraStorm Accelerade Powder Filled Disposable Reservoir
容量:約1.4リットル
重量:125g(リザーバ本体とアクセラレード粉末の重量、実際には1.4リットルの水が入り、ホースとバルブ(飲み口)の重量も追加されます)
メーカー:BLACKHAWK(アメリカ)
US価格:約$7.00
製品名:HydraStorm Accelerade Powder Filled Disposable Reservoir
容量:約1.4リットル
重量:125g(リザーバ本体とアクセラレード粉末の重量、実際には1.4リットルの水が入り、ホースとバルブ(飲み口)の重量も追加されます)
メーカー:BLACKHAWK(アメリカ)
US価格:約$7.00
▼上のリザーバにこのホースを接続するとハイドレーションシステムになります。
製品名:HydraStorm Disposable Reservoir Fill-Drink Kit
重量:約100g(ホースとバルブ、水の充填用ジョウゴの重量)
メーカー:BLACKHAWK
US価格:$6.99
製品名:HydraStorm Disposable Reservoir Fill-Drink Kit
重量:約100g(ホースとバルブ、水の充填用ジョウゴの重量)
メーカー:BLACKHAWK
US価格:$6.99
使い捨てではありますが、実際は何度か使用できる耐久性を持っています。
私が持っているのは、アメリカで有名なスポーツ飲料「アクセラレード」の粉末が封入された製品です。つまり、水を入れるだけでアクセラレード入りのリザーバが用意できるわけです。
アクセラレード粉末が入っていない使い捨てリザーバ単体であれば、定価で5ドルほどです。
使い捨てなので、水の入れやすさはまったく考えられていません。ホースを接続するための穴にジョウゴを差し込み、そこから水を入れるようになっています。
水を入れ終わったらジョウゴを抜き(弁がついているので水は漏れません)、ホースを接続してザックにセットします。
使い捨てなので、臭いが付きにくくなるコーティングや抗菌加工はされていないようです。(そういった技術について、製品紹介ページや説明書に一切記載されていません)
リザーバには大きな穴がないため、中を乾燥させるのは困難だと思います。
面白そうなのでいくつか買ってみたものの、デザインが気に入らないのと容量の少なさのため、一度も使っていません。
リザーバは私のようにスポーツドリンクを入れるとすぐにカビてしまいそうなので、使うたびに1つ5ドルのリザーバを使い捨てることになります。ちょっともったいない。
この製品を役立てられそうな方は少ないかも知れませんが、珍しい物なので紹介しました。