播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

久しぶりのPC自作

今回は、(ネタ枯れのため)山のブログなのに私の自作パソコンの紹介とさせていただきます。

 

私はメーカー製のパソコンが嫌いなので、自作機をず~っと愛用しています。
私が使っていたメーカー製PCは、NECのPC9821V13が最初で最後でした。

 

それ以降は自作パソコンばかり。

 

今月(2007年6月)半ばまで使っていたのは、ASUSのP4B533というマザーボードをベースにした自作PCでした。
当然ですが、自作した当初は満足のいく処理速度でしたが、インストールされているソフトをバージョンアップしていくと、データの読み書きや処理速度の遅さが目立ってきました。
たとえば、TVチューナで録画したファイルをPDA用に変換する作業に、動画の再生時間の倍以上の時間がかかります。

 

「もうこれ以上こんな遅いパソコンを使っていられない」と思ってパソコンショップへ向かいました。

 

で、購入したのは下のパーツ類。

 


▲愛機の性能を上げるために購入したパーツ類

 

上から
CPU:Intel Core 2 Duo Processor E6420
電源装置: SCYTHE 鎌力参(KAMARIKI 3)450W
マザーボード:ASUS P5B-Plus
グラボ: ASUS EN7600GS SILENT (VRAM:256MB)
RAM: DDR2 1GBx2枚

 

写真にはありませんが、SATA対応のHDD(250GB)も購入。

 

コンセプトは、「これからも長く使えて静かなPC」です。

 

筐体や光学ドライブ類は今までのものを流用。かかった費用は、12万円ほど。
(今まで使っていたパーツ類は、余っていた筐体に放り込んで活用。)

 

P4B533でパソコンを作って以来、パーツの規格などの勉強をしていなかったので、何を見ても新鮮。

 

CPUにピンがない! IDEのソケットがマザーボード上に1つしかない! AGPスロットがない! PCI Express?  SATAのソケットが多い! どこにHDDをつなげば起動するんだ? CPUクーラーがでかい! サウンドもLANもオンボード! マザーに挿す電源ケーブルのピン数が増えてる! という状態。こんな知識でよく完成できたもんだ。

 

完成したパソコンで動画の変換作業をしてみましたが、再生時間以下でPDA用のサイズに変換できます(今まで使っていたPCの1/3~1/4の時間で変換できるようになりました)。
私にとってはこれだけでパーツを入れ替えた甲斐があります。
HDDの読み書き速度が上がったのか、ソフトの起動もインストールも速い。
 
今回の自作では、マザーボードを1枚壊してしまいました。
CPUクーラーを取り付けるとき、マザーボードをケースにつけた状態で作業してしまったのです。当然のことながら、マザーボードは大きくたわみ、「メリメリッ」といやな音を立てました。
ですが、メモリを挿すときなどにも聞いている音なので、気にせず組み立てを続けて電源投入・・・。ビクともしません。

 

最初はマザーボードが壊れていると気づかず、電源装置の不良を疑って別の電源装置をつなぎましたが、やっぱりうんともすんとも言いません。
「そういえば、CPUクーラーをはめるときの『メリメリッ』は、いつもの『メリメリッ』とは違っていたな」と思い、ケースからマザーボードを外してみました。
すると、歪んでいる!これはさすがに交換なんてしてもらえませんから、マザーボードを買い直しました。なので、かかった費用は、上には12万円と書きましたが、正直に書くと14万5千円です。

 

いい加減な作業をしてはいけないという、当たり前のことを学ぶ授業料としてはちょっと高かったなぁ。