MSRのガスストーブ：WindPro

最近購入して気に入っているのが、MSRのガスストーブ「WindPro」です。

警告！：MSRのガスカートリッジは日本で手に入らない（輸入も不可）ため、他メーカーのガスカートリッジを使う必要があります。しかし、その場合は事故が発生しても補償を受けることが出来ません。

製品名：WindPro
重量：約193g（ガスカートリッジ除く）
メーカー：MSR（アメリカ）
沸騰時間：4分42秒（1リットルあたり）
US価格：$80
※重量と沸騰時間は、メーカー公表値です。

▲収納時はこうなります。

▲使用時はこんな感じです

パッケージには日本語で紹介が書かれているのですが、日本国内での正規販売はありません。

どういう理由で日本で売られないのか分かりませんが、基本的に同社のガソリンストーブ「SimmerLite」と同じような形なので、重いものを載せて調理することも可能ですし、背が低いため風防で風を防ぐのも簡単、ガソリンストーブに比べると軽量コンパクトという点に惹かれてアメリカから取り寄せました。

ガソリンストーブと基本的に構造が同じなので、気化管がついています。そのため、カートリッジを逆さにして、中のガスを液体のままストーブへ送り込むという裏技も使えるようですが、ちょっと怖い。

燃焼部の面積が広いため、湯を沸かすときはクッカーの底面全体から泡が均等に沸いてくるように感じます。

火力の調整はガスカートリッジ側で行うため、ガス直結式のストーブのように、上に大きなクッカーを載せているときに火力の調整がしづらいということもありません。

ガスカートリッジが燃焼部から離れているため、調理の途中でガスカートリッジを交換することさえ可能です。

火力の調整用つまみは、よくある円筒形の部品ではなく針金を曲げた物なので、手袋をはめたままでも問題なく操作できます。

他社でも同じような分離型ストーブが売られていますが、私はMSR信者なのでこれを選びました。

最近はPRIMUSがETA Powerという面白そうなガスストーブを販売しており、MSRもReactorという新製品を今春に出すようですが、今回の新製品に関しては、MSRよりPRIMUSの方が良さそう。

たぶん、どちらも日本国内での正規販売はないでしょうね。
またアメリカから取り寄せなければ。
（追記：2008/4、PrimusのEtaPowerは国内販売が開始されました。）