家のすぐ近くを国道2号線が走っているのですが、今朝、愛犬の散歩中に国道へ出て東を見ると、桶居山がくっきりと見えました。
空気が澄んでいるのかなと思い、桶居山に登って展望を楽しみながら昼食を摂ることに決めました。
11:20
JR姫路駅から11:20姫路発の普通電車に乗り込み、ひめじ別所駅へ向かいます。
数分でひめじ別所に到着。料金は190円。
JR姫路駅から11:20姫路発の普通電車に乗り込み、ひめじ別所駅へ向かいます。
数分でひめじ別所に到着。料金は190円。
11:32
駅前の自販機で喉を潤し、GPSの電源を入れて別所駅前を出発。
駅前の自販機で喉を潤し、GPSの電源を入れて別所駅前を出発。
北へ歩くとすぐに国道2号線に出るので、左折して2号線を西へ進みます。
国道と送電線が交わる地点から北へ進のですが、今日は昼食を購入するために交差点を素通りし、50mほど先にあるコンビニで昼食を購入。
国道と送電線が交わる地点から北へ進のですが、今日は昼食を購入するために交差点を素通りし、50mほど先にあるコンビニで昼食を購入。
道を引き返し、北へ進みます。道なりに北上し、池のほとりで道路が西へ向きを変えるところを直進します。この角には、今では珍しい鳩小屋のあるおうちがあります。
このあとは道に沿って東へ向きを変えるとまもなく、佐土新公民館の前を通り過ぎます。すると公園と神社が左手に現れるのですが、この公園に入ってすぐ左手側が遊歩道の入り口になっています。
11:58
公園に到着。
公園に到着。
おなかがすいているので、最短距離で山頂へ登って昼食を食べることにします。
公園から始まる遊歩道には入らず、公園の右にある細い車道に入ります。そのまま北へ進むと、やがて未舗装の林道に変わります。地形図には載っていませんが、しっかりした道です。右前方に砂防ダムが見えるので、その工事用に作られた道でしょう。
公園から始まる遊歩道には入らず、公園の右にある細い車道に入ります。そのまま北へ進むと、やがて未舗装の林道に変わります。地形図には載っていませんが、しっかりした道です。右前方に砂防ダムが見えるので、その工事用に作られた道でしょう。
桶居山南西にある、送電線が通っている尾根を登ろうと思っていたのですが、登山口が見つかりません。目をこらして斜面を観察しながら逆戻りしていくと、ため池の南西隅付近で、赤いビニールテープを発見。ここが登山口のようです。
あると分かっていなければ気づかないような登山口です。
あると分かっていなければ気づかないような登山口です。
12:08
登山開始。溝をまたぎ、数十センチだけの急斜面を登ると、目の前にはっきりした登山道が現れます。
登山開始。溝をまたぎ、数十センチだけの急斜面を登ると、目の前にはっきりした登山道が現れます。
道はすぐに右へ向きを変えます。
12:13
地形図で尾根と送電線が交わる地点を通過。ここには送電線鉄塔(姫路南支線2)が立っています。この鉄塔の下をくぐり、さらに北へ登ります。
地形図で尾根と送電線が交わる地点を通過。ここには送電線鉄塔(姫路南支線2)が立っています。この鉄塔の下をくぐり、さらに北へ登ります。
斜度は少しきつめです。山全体が岩の塊のようなものなので、登山道もイワイワしていて楽しい。振り返ると、佐土新集落を見下ろすことが出来ます。
12:21
送電線鉄塔から標高差80mほどを登ると、突然道が平坦になり、目の前に東西の縦走路のある尾根が現れます。
送電線鉄塔から標高差80mほどを登ると、突然道が平坦になり、目の前に東西の縦走路のある尾根が現れます。
縦走路と合流し、東へ向きを変えます。もう山頂は目の前に見えています。
この辺りから、奇岩が目立ってきます。
12:32
単独の男性ハイカーを追い越し、山頂に到着。
単独の男性ハイカーを追い越し、山頂に到着。
単独の中年女性ハイカーと親子と思われる男性ハイカー二人組が先客でした。
男性ハイカー達は双眼鏡で鳥を見たり景色を楽しんでいます。
単独女性ハイカーは、北の展望を楽しみながら食事中。
単独女性ハイカーは、北の展望を楽しみながら食事中。
しばらくして、私が追い越した単独男性ハイカーも到着。
合計で山頂にいるのは5名になりました。桶居山でこんなに人が多かったのは初めてです。
合計で山頂にいるのは5名になりました。桶居山でこんなに人が多かったのは初めてです。
私は三角点側の岩の上に腰を下ろし、コンビニで仕入れてきたおにぎり2個と缶詰の焼き鳥でお昼ご飯にします。
南は霞がひどいのですが、北の方は比較的よく見えます。
雪で真っ白になったフトウガ峰がよく目立っていました。後山~駒の尾山塊もうっすらと白くなっているようでした。
雪で真っ白になったフトウガ峰がよく目立っていました。後山~駒の尾山塊もうっすらと白くなっているようでした。
▲桶居山山頂からの360度パノラマ。(北の笠形山を始点にして時計回りに撮影)写真では霞がひどいように見えますが、実際は後山~駒の尾山塊もくっきり見えましたし、暁晴山、黒尾山、六甲は双眼鏡で電波塔がはっきり見えたので同定できました。
私も双眼鏡で景色を楽しんだり山座同定をしたりしてのんびりと過ごしました。
そうしている内に他の4名は下山され、山頂に一人きり。男性二人組は、北に延びる尾根に下って行かれました。
そうしている内に他の4名は下山され、山頂に一人きり。男性二人組は、北に延びる尾根に下って行かれました。
雪化粧をした北の山々を見ていると、手ぶらの単独男性ハイカーが東から登ってこられました。この辺りの山が好きで、色々なルートを探しているとのこと。今日は北に延びる尾根のルートを探索すると言うことで、しばらくお話をした後、急斜面を北へ下って行かれました。
13:56
下山開始。山頂に1時間半もいたのか。
下山開始。山頂に1時間半もいたのか。
どこから下ろうか悩みましたが、佐土新の神社記号から始まっているルートを歩いたことがないため、この尾根で下ることに決めて西へ下ります。
登るときに通った尾根を通り過ぎてさらに西へ進みます。
14:10
稜線上に立っている鉄塔を通過。
軽く登り返し、鉄塔の西の小ピークに登ります。ここにルートの分岐があります。
ここまでに手ぶらの親子とすれ違いました。
稜線上に立っている鉄塔を通過。
軽く登り返し、鉄塔の西の小ピークに登ります。ここにルートの分岐があります。
ここまでに手ぶらの親子とすれ違いました。
14:14
分岐のある小ピークに到着。
分岐のある小ピークに到着。
ここから南へ下ります。すると、犬を連れた親子連れと出会いました。手ぶらですし、地元の方でしょう。
登りに使った尾根と同じようにイワイワした尾根で、展望も良くて楽しい。
さらに単独の手ぶらの男性とすれ違いました。地元の方はすごい。水も持たずにこんな山を歩けるなんて。私にはとてもマネできません。
さらに単独の手ぶらの男性とすれ違いました。地元の方はすごい。水も持たずにこんな山を歩けるなんて。私にはとてもマネできません。
やがてイワイワした登山道が終わって平坦になると、両側に笹が出てきます。さらに進むと両側がシダに変わり、雑木の中を通り抜けると、目の前に四阿が現れました。
14:30
四阿を通過。
四阿を通過。
緩やかに岩の斜面を下り、最後に左へ道が折れると、目の前に公園が現れます。
14:32
公園に下山しました。
ここからは、ひめじ別所駅まで車道歩きです。
公園に下山しました。
ここからは、ひめじ別所駅まで車道歩きです。
とぼとぼと車道を一人で歩いていると、車が私の横で止まりました。運転席を見ると、山頂で最後に出会った単独ハイカーさんでした。
「乗っていきますか?」と声をかけて頂き、ご厚意に甘えさせて頂きました。
「乗っていきますか?」と声をかけて頂き、ご厚意に甘えさせて頂きました。
ひめじ別所駅まで送って頂き、普通電車で姫路駅へ。
今日はなかなかの展望が楽しめましたし、親切なハイカーさんとも出会え、元旦早々気持ちの良い山歩きになりました。
駅まで送って下さったハイカーさん、ありがとうございました。