播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

日常でも便利な小型ツールナイフ:Squirt S4

以前、フルサイズのツールナイフ「Leatherman CHARGE Ti」を紹介しましたが、今回はミニサイズのツールナイフを紹介します。

 

 

メーカー: Leatherman(米国)
製品名: Squirt S4
US定価: $39(実勢価格$25~$30)
日本定価: ¥6,300(実勢価格¥4,000以上)

 

大きさをわかりやすくするために100円硬貨と一緒に写しています。
写真の通り、非常に小さなナイフです。
サイズは小さいですが、厚みが適度にあって扱いやすい。

 

キーホルダーにつけて毎日持ち歩きたくなる製品ですが、実際にそうすると、表面の塗装が傷だらけになってしまいます(経験済み)。しかも、軽犯罪法や条例違反に触れる恐れがあるので危険。

 

Squirtの旧モデルに相当するMicraという製品も表面の塗装が弱く、使っているうちに金属の地肌がむき出しになってしまいました。

 

しかし、Squirtの塗装はそこまで弱くはなさそうです。傷はたくさんついてしまいましたが、塗膜がはがれるようなことは今のところありません。

 

他にも、SquirtはMicraに比べて使い勝手がよくなっています。
Micraではグリップを開き、中のツールを出してからグリップを閉じるという操作手順でしたが、Squirtではグリップを開かなくてもツールが出せます。これは便利です。

 

Squirt S4のメインツールはハサミです。

 

 製品名の「S4」の「S」が「Scissors(ハサミ)」を表しているのだと思います。
Squirt P4という製品もありますが、これは「P」が「Pliers(ペンチ)」を表していると思われます。そのため、「P4」はメインツールがペンチです。)

 

 

このハサミ、ちょうつがい部分にスプリングが入っているので、ものを切る作業が簡単です。(握った後に力を緩めると、自動的にハサミが広がる)
切れ味も良好。

 

ハサミ以外のツール類は、次のようになっています。

 

 

ピンセットだけは、ナイフのグリップから抜き出して使うようになっています。
爪で引っかけて引っ張り出すのですが、これがなかなか難しい。(ただ、滅多に使わないのであまり気になりません。)

 

注意点
ハサミの切れ味が落ちてきたので研いでもらおうと刃物店に持って行ったら、「ハサミは刃がばらせる場合は研げますが、このナイフのように分解不可能な場合は研げません。」と言われてしまいました。(お店によって対応は違うと思いますが、我が家の近くにある刃物店ではこのように言われました)

 

私は海外のアウトドアショップから何個かまとめて購入しているのでスペアがあり、切れ味が落ちたり、紛失したり、破損したりしてもスペアを使えば済むのですが、なんだか悔しい。

 

重要な注意を一つ。
銃刀法違反にはならなくても軽犯罪法や条例違反になる可能性があるので、たとえ小さくてもこういったナイフを持ち歩くのはよした方が良いそうです。