播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

ジェットボイルGCS発注

普段なら山行記録を載せる日ですが、暑くて山に行こうという気力が湧かないので、注文中の(まだ手元にない)山道具の記事でお茶を濁すことにします。

 

私はアウトドア用具を購入するのによく海外のお店を利用します。
日本国内だと、海外の価格の2倍ほどの価格設定の商品に出会うこともあり、バカバカしくて国内のお店で買う気が起こりません。

 

最近は非常に良心的な輸入代理店も多くなっているようで、送料を考えると国内で買った方が安くなる商品もあります。

 

それでも海外通販を使うのは、日本での発売が未定の商品が手に入るというメリットがあるからです。
たとえば日本で売られているタイプにない色の製品が手に入ったり、そもそも日本で発売されていない製品が手に入ったりします。

 

ジェットボイル(JetBoil)という製品があります。今でこそカートリッジ安定用の脚とゴトクが(日本国内向けパッケージでは)付属しているようですが、私が購入した発売当初はそれらが付属していませんでした。
国内ではゴトクと安定用の脚のみの単品売りはされていないのですが、海外では当たり前のように売られいるので助かりました。

 

今はジェットボイルの新型バージョン、「GCS(Group Cooking System)」を注文しています。
(どんな製品なのかご覧になりたい方は、( http://www.jetboil.com/ )へアクセスしてみてください。トップページの左上に写真が載っています。)

 

今までのジェットボイル「PCS(Personal Cooking System)」は縦長のクッカーで、正直に言って調理には使いづらい。単なる湯沸かし装置になっていました。

 

ところが、GCSには1.5リットルサイズのクッカーがついています。これなら袋ラーメンを割らずに調理できますし、パック入りのご飯も温められそうです。

 

残念ながらGCSは日本ではまだ発売されていません。
発売されたとしても、PCSと同様にフルセットのみでの販売になるかも知れません。

 

2006/10/21追記:昨日近所のモンベルに行くと、GCSのクッカーのみ8000円ほどで売られていました。海外から取り寄せる必要がなくなり、手に入りやすくなりました。ジェットボイル販売初期の製品を持っている人は、ゴトクやガスカートリッジ用の安定台が付属していないはずなので、GCSクッカーだけを買っても使えません。

 

私はすでにジェットボイルのPCSを持っているのですが、GCSもガスストーブ部分は同じです。つまり、GCSのフルセットを買うと、ガスストーブが余ってしまうことになります。

 

経済的に余裕があれば予備としてガスストーブを保管しておけば良いのでしょうが、私にはそれほど余裕がないので、「クッカー部分だけ買えたら便利なのに」と思いながら、普段よく買い物に使っているREI( http://www.rei.com/ )を見ると、1.5リットルのクッカーが単品売りされているではありませんか。

 

価格は45ドル程度ですが、フルセットで買うことを思えば安い。
これを買えば、1台のガスストーブで、クッカーを換えるだけでPCSとGCSの使い分けが出来るようになります。

 

ただし、GCS用のクッカーを使うには、ジェットボイル専用のゴトクが必要です。
ゴトクをお持ちでない場合は、これも同時に注文(20ドル程度)してください。

 

ちなみに、ジェットボイルPCS用のクッカーも30ドル程度で単品売りされています。
ジェットボイルの公式サイト( http://www.jetboil.com/ )を見ると、PCSのクッカー用コージー(クッカー表面に巻いてあるネオプレーンカバー)も単品売りされているようです。
他人と同じ物を使いたくないという方は、黒色ではないコージーを巻いたクッカーを使ってみても良いのでは。